第四百八十二話「ランダム災厄」 ページ43
ハーツ「なんでこんな頼りなさそうな奴好きになったんだよ、お前には俺がいるだろ！」
ファイ「後半の内容はともかく私の意見も似たようなところだ。私一人いれば事足りるだろう、何故他の男と関わり合いになろうとする？」
ハーツ「あっ、おい！Aは俺のだ、絶対ファイにはやらねェ！」
ファイ「ほう、私と争奪戦をしようと言うのか。いい度胸だハーツ、お前を完膚なきまでにねじ伏せてAを私のものにしよう」
第三人格「…ハァー……もういいわ」
イレブン「…A？」
(BGM:片翼の天使)
A「ホンットいい加減にしてくんないかしらジーマーでさぁ…はっきり言ってお前らバイヤーなぐらいあたし達の心の地雷原踏み荒らしてるわよ今」
ファイ「ジ、ジーマー…？」
ハーツ「なぁファイ、何なんだよバイヤーって…」
漸〔姉ちゃん落ち着け、DAI語ならぬゲン語出ちゃってるから。ファイとハーツ混乱しちゃってるから〕
第二人格「漸あんた自分が何言ってるかホントにわかってる？それ。自分の事を大事にしてくれるいい友達をここまで侮辱されて黙ってられるかってのよ」
イレブン「Aよく左之助さんの事"精神がカッコいい"って言ってるけどAも人の事言えないぐらいカッコいい精神性してるからね？ホントに」
第三人格「お前らの言いたいことはよーくわかったわ」
ハーツ「って事は俺を選ぶんだな！？そうだな！？」
A「どうやらまだわかってないようね、ハーツ？いいわ、わかった。答えを教えてあげる」
(巨大な魔法陣が床全体に広がった)
ラバン「…！みんな、離れろ！あの魔法陣から嫌な予感がする！とにかく離れないとみんな危ないぞ！」
第二人格「随分と勘がいいじゃないラバン、さすが野生児だわ。今から呼び出すのは異界で愚かにもあたし達に挑んだ凶悪な災厄達のうちの誰か一人、誰が来るかはわからない…さーて、どんな災厄がここに来るかしらね」
イレブン「予想以上にヤバいもの呼ぼうとしてた！」
第三人格「それじゃあ召喚いくわよ！漸、BGM止めて！」
漸〔了解〕
(BGMが止まる)
A「よっし、詠唱いきまーす…"おや？貧乏神の ようすが…なんか 変だぞ？？？？？ま…まさか！貧乏神が伝説のキングボンビーに変身しようとしてるのでは！"」
シスコ「おい待てもう今のでわかったぞどういう事だか」
A達「「「スリー！ツー！ワン！…GO！！」」」
(風が吹き荒れ始める)
第四百八十三話「ハリケーン」→←第四百八十一話「第三の選択肢」《フェニックスのヤンデレ＆ハデスのヤンデレ》
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年11月24日 12時
