第四百七十八話「話の通じないヤンデレはとりあえずねじ伏せる」 ページ39
イレブン「確かに…シスコさんはAの神の力云々の影響で悪魔召喚できるからまだどうにかって所ありそうだけど、ラバン君Aの神の力とか持ってないもんね。占いだけじゃちょっと弱いし…ラバン君って占いの他に特技ある？」
ラバン「動物と話せるぞ」
スピードワゴン〔ナチュラルにスゲー特技出てきたぜオイ！〕
第三人格「なるほろ…イレブンの勇者の紋章はポケモンの通訳はできるのに何故か普通の生き物の通訳はできなかったはずだし、案外ちょうどいいかも」
ホメロス〔動物も聞き込みの対象に入るとなったら情報収集もかなりやりやすくなるだろう〕
A「てことで今後動物と話せないとあかん感じになったらそん時はよろしく」
ラバン「いいぞ！」
ナイト伯爵「それで」
(ナイト伯爵がAの肩を掴む)
ナイト伯爵「二人のうちどちらが私と勝負するかは決まったのかな？」
第二人格「あのねぇ…あたし達さっきからずっと"帰れ"って言ってんでしょうがァァァ！！」
ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ ﾋﾟｼｬｰﾝｯ
(ナイト伯爵に特大の雷が落ちた)
イレブン「言ってたけど！いや確かにAずっと言ってたけど"帰れ"って！」
リサリサ〔めちゃくちゃすぎるわね…〕
シスコ「諦めろ、ヤンデレ異変中のコイツは大体こんなもんだ」
第三人格「よし、引き続き先へ進むわよ」
〜神様移動中〜
イレブン「…A」
A「どしたよイレブン」
イレブン「ここに入った時から思ってたんだけど、なんでこんなにスイスイ進んでってるの？」
第二人格「実は一度目の一件の終盤でオリジナルがここに拉致監 禁されてたのよ」
イレブン「えっ！？」
第三人格「そん時第二人格はエンマ宮殿、あたしはタソガレドキ城、そんで漸があたし達の居所を聞き出すべくエンペラー達に誘拐されてたのよね」
A「あん時はシスコ達が急遽助けに来てくれたからギリ事なきを得たわ」
シスコ「ある意味事はあったけどな」
イレブン「…まさかその時に起きたのが」
シスコ「あぁ、デッドグラン大爆発事件だ」
グレイグ〔なんと…ヤンデレ側は返り討ちどころの話ではないな〕
チリ〔いっそ清々しいぐらいのオーバーキルやんか〕
第二人格「ぶっちゃけヤンデレ相手だったらむしろこのぐらい強気に出た方がいいと思いますけど」
ボタン〔うん、全てのヒロインがAのようにどんな救いのない展開もねじ伏せられるワケじゃないんよ〕
第四百七十九話「そのままの意味」《イージスのヤンデレ》→←第四百七十七話「ごめん思わんわ今のナシ」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年11月24日 12時
