第四百七十四話「もしかすると」 ページ35
ラバン「…あっそうだ、こう言えばよかったのか!A、オレっちの番になってくれ!」
第三人格「五度目の一件の時にも似たようなテイストの事言われた気がすんなァ!!」
漸〔そーいや伊之助がそんな感じだったな…〕
ラバン「ダメか?」
A「ダメだわ!」
ラバン「なんでだよ、オレっちAの事大好きなのに」
第二人格「わからん…これ敵か?それとも敵じゃないのか?」
無惨〔現時点ではあまりにも判断材料に欠けている、もう少し話を聞いた方がいいだろう〕
ギャリー「まぁそれはそうね…」
第三人格「ラバン、あんたこの船の中でワープゲートみたいなもの見てない?」
ラバン「ワープゲート?見てないな」
A「あらー…」
シスコ「旅の扉のくだり言わねェのかよ」
第二人格「コイツ野生児なんだからわかるわけないでしょドラクエとか」
ラバン「今はそれ探してるのか?」
第三人格「そんなとこ」
ラバン「…わかった、ちょっと待っててくれ」
イレブン「…?何してるの?」
ラバン「オレっちがそのワープゲートとかいうのが何処にあるのか占ってみる」
A「マジで?ありがとう」
ラバン「?Aが喜んでくれるなら、占いの一回ぐらいいつでもするぞ?」
第二人格「…ラバンよ」
ラバン「どうした?」
第三人格「今ね、ヤンデレ異変なうなのよ。そんで我々は今この異変を終わらせるために東奔西走してて」
ラバン「うんうん」
A「今は各地を回って異変の規模を把握しながら仲間を集めてる状態なのね」
ラバン「…なぁ。それ、オレっちも一緒に来ちゃダメか?」
第二人格「あら話が早いわねラバン、あたし達も今ちょうどその話するつもりでいたのよ」
ラバン「ホントか!?じゃあオレっちの事連れてってくれよ!」
第三人格「…仲間集めてるって言ったのはちゃんと聞いてたわね?だから今こっち陣営には味方が結構集まってきてるんだけど、引き入れられる人は男女問わず引き入れてる状態なわけよ。あんたそういうの大丈夫そう?」
ラバン「大丈夫だ!確かになんかここ最近アイガが"Aに話しかけたら許さない"って怒ってたけど、オレっちは怒らないからな!」
A「マジで?それでいて我々に力を貸すつもりがあるとか冗談抜きで未起隆クラスの即採用案件なんだけど」
ラバン「よくわからないけどAがオレっちを連れてってくれるってことはわかった!」
第四百七十五話「風難の相」『レオパルドのヤンデレ加入』【エリア20:デッドグラン】→←第四百七十三話「甲板から移動できない」《レオパルドのヤンデレ》
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年11月24日 12時