第四百五十八話「我が友があまりにもできた奴等すぎて」 ページ19
ノーマン「お前達は何をしにここへ来た」
第二人格「次のエリアに繋がるゲートを探してんのよ。ドラクエで言うところの旅の扉みたいな感じのもんだから、あったらすぐわかると思うんだけど」
ノーマン「…それがここにあるかを知りたければ戦え」
第三人格「ごめーん、我々陣営ブレーダー一人しかいないんだわ」
ノーマン「本当になんでここに来たんだ」
A「てことで我々がやるとしたらこっちでになるけどそれでもいいならいいわよ」
ガノンドロフ〔徐に拳を握るな〕
第二人格「…あっあとあと、我々が勝ったら以降我々の邪魔をしないって約束もお願いね。ヤンデレ野郎に告げ口すんのもナシよ、もし約束破ったらあたし達がスネークピット全体に特大クラスの災いふっかけてやるから」
ノーマン「…そうか。ならこの話はなかった事にさせてもらおう」
第三人格「チッ…さてはあんた、やられてるわね」
A「あーらそういう事…オーケーオーケー、じゃあ強行突破するんでいいかしらね」
ノーマン「改めて提案する。ここにAを置いていけ、そうすればお前達の言う探し物とやらに協力しよう」
ミェンミェン「それは一般社会では提案とは言わないアル。Aは私達の大事な友達ネ、絶対お前なんかに渡さないヨ」
左之助「生憎俺達ゃそんなんで頷くような薄情者のバカじゃねェんでな。それにAは俺達を信頼してるから、自分の身を犠牲にして俺達を逃がすような真似はしねェ…諦めな。お前じゃ俺達に勝つ見込みは一分もねェよ」
ギアッチョ「ラスボス気取りかテメェはよォ…上等じゃあねェかオイッ、一瞬で凍らせて二度とAに指一本触れねェようブチ割ってやるよ！」
シスコ「馬鹿だろお前。一応Aとミェンミェン以外は全員ヤンデレだってのに目の前でんな事言ったらこうなるってわからなかったのかよ…さすがにコイツら程はキレてねェが俺もAとは腐れ縁だ、目の前でンな勝手な真似されたら寝覚めが悪ィ。来るんだったら死ぬ覚悟決めてから来やがれ」
第二人格「ごめんちょっと今我が友があまりにもできた奴等すぎて軽く感動しちゃってる。あとシスコがこれ系の事言ってんのマジ衝撃デカい」
シスコ「うるせェ黙ってろ、俺自身らしくない事言ったと思ってんだよ」
ボタン〔こっち今パルテナ様がすごい"あらあらうふふ"とでも言わんばかりの穏やかな笑顔してる〕
第四百五十九話「左之助、怒る」→←第四百五十七話「いいえ全く」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年11月24日 12時
