第三百九十二話「感覚麻痺」 ページ24
オペラ「急ぎの用？」
第三人格「気になります？」
オペラ「はい、とても」
A「友達がこの学校のどっかで捕まってるんで、それを助けに行こうとしてるんです」
オペラ「その友達というのは？」
第二人格「誰だかわかりませんけどとりあえず男友達なのは確定です」
オペラ「…それは本当に"貴方が"しなくてはならない事なんですか？」
第三人格「えぇ、システム的な都合上あたし達がいないと助けらんないの。それ以前に友達がそんな目にあってるってなってじっとしてられるほどあたし達も大人しい性格じゃないんで」
オペラ「そうですか…やはり口先の小技で貴方を引き止めるのは無理そうですね」
A「当然でしょう、あたし達の頑固さ加減ナメないでください」
オペラ「では単刀直入に言わせていただきます…Aさん、私は貴方に好意を寄せています。だからあまり他の異性の方と親密にならないでいただきたいのです」
第二人格「おぉー…それ絶賛片想い中だと思ってた相手か付き合ってる相手に言われるんだったらまぁ全然オッケーだし何なら相手への愛おしさが倍増するやつなんですけど、友達(友達のおじいちゃんの側近的な存在)に言われましても…」
オペラ「すんなりとは受け入れられない、と？」
第三人格「理解が早くて助かりまーす」
スネーク〔メンタルのえぐり方がえげつないな、ヤンデレ異変中はいつもの事だが〕
無惨〔そうだな、問題はそういった場面が多すぎるあまり都度都度ツッコむべきである仲間の私達まで若干感覚麻痺を起こしつつある事だが〕
オペラ「わかりました、でしたら慣らしましょう。まずは二人きりになるところからです」
A「待て待て待て待て待て」
オペラ「何か問題でも？」
第二人格「大アリですよ。我々は友達を助けに行くんですってば、話聞いてました？」
ガノンドロフ〔お前が言うかそのセリフを…〕
オペラ「こちらの方が優先順位が高いと判断しました」
第三人格「いやいやいやいやいや…なわけないでしょうよ、こちとら友達の安否かかってんですからね？」
オペラ「先程も申し上げましたよね、"あまり他の異性の方と親密にならないでほしい"と」
A「そこに関してはきっぱりと拒否ったでしょうが、いい加減引き下がってくださいよ」
オペラ「お断りします。私は貴方が首を縦に振るまで食い下がるつもりですよ」
第三百九十三話「部屋から出たら」『青薔薇のヤンデレ加入』《空想生物学のヤンデレ》→←第三百九十一話「覚悟はいいな」《世話役のヤンデレ》
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» そこに気づくとは…やはり天才ですね(何様)さすが二度目の一件からの読者様です、ご愛読本当にありがとうございます！ (11月12日 4時) (
レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - あれ女神様の拳って確か悪魔や魔族の類いに特効ついてたような…。Σ(ﾟДﾟ)ﾊｯそれどころか(前作のバクルを振り替えってみると)触れただけでアウトな状態にしておくことすら可能だったんだ…そりゃこの反応になりますよね…。設定の作り込みがホントに凄いです！ (11月12日 1時) (レス) id: 9d671c521e (このIDを非表示/違反報告)
名無しのなーちゃん - おぉ、今回は魔入間でしたか！良いですよね魔入間。好きです（そんな話はしていない）。今回も最強女神の大暴れに期待しております…！ (11月9日 20時) (レス) id: 0caca33ed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年11月9日 10時
