第三百三十六話「怒りの水底に踊るノスタルジア」 ページ20
漸〔姉ちゃん、ヤバいヤバい。なんかギャラリー集まってるしBGMがドラクエのボス曲みたいなのになってるから〕
(Aがアロハの胸ぐらを掴み上げた)
A「まさかあんた忘れたんじゃないでしょうね?あんたのチームが初めてブルーチームと戦って負けた時の事。あん時確かあんた"ブルーチーム、ダッサ!(嘲笑)"とか何とか言って当時まだ小五だったあたしの怒りを勝ったわよね?そんでバトル後のパーティーが始まる前に超絶キレられてクイックボム大連投されたわよね?小学生当時のあたしって今と比べてだいぶ怒りの沸点低かったし」
※Aちゃんに別人格二人の存在ができたのは中学校に上がってからなので、小学生当時のAちゃんにサブの人格はない※
第二人格「いやまぁね?さっきまではなんかこう、"そんなの"とか言っちゃってあたし達のツレを薄ら見下してる感じはしてたけど、敵ヤンデレだったらどの道ボコすし薄ら程度だったら+一撃ぐらいで済ましたろと思ってたのよ?でもあそこまでガッツリ言われちゃうとこっちも黙ってらんないっていうか〜。わかる?わかんないわよね、だって敵ヤンデレはIQがヤンデレ化してない時の三、四割程死滅してるんだもの!」
ロウ〔何度聞いてもIQ三、四割死滅はデバフが過ぎるのう…〕
第三人格「まぁそういうワケであたし達今ちょーっとお怒りモードだから…多少手荒な真似させてもらうわね」
(Aが霊道経由で海が描かれた一枚の水彩画を取り出してきた)
A「コレね、呪いの絵画。作品名は"水底に踊るノスタルジア"。元々ロトゼタシアの海底王国ムウレアに沈んでたのを回収してきたの…まぁ今は呪いの力があたし達の支配下にある状態なんだけど。この絵を見た人は絵の中に引きずり込まれてそのまま絵の中で溺れ死ぬんですって…まぁ安心なさい、さっきも言ったように今は呪いの力があたし達の支配下にあるから永遠にこの中に閉じ込めるような事はしないわ。でもまぁさっきのセリフであん時の事も思い出しちゃったし期間はそこそこ長めになると思うけど…」
アロハ「あ…待って、Aちゃ((第二人格「水底に踊るノスタルジア…"アロハ単体、丸一日"!」
(次の瞬間、アロハが絵画の中から出てきた激流に飲まれて絵の中へ消えた)
第三人格「さて…これでコイツは今から丸一日この絵の中でガボガボしてる事になったワケね」
第三百三十七話「そこか」《二世選手のヤンデレ》→←第三百三十五話「神の右腕」
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» ボタン:この小説需要とかあったんだ……えと、まずご愛読及びコメントありがとうございます。それと、確かにウチマジボスやってるけど、さすがにあの会話の中に入ってけるほどのカリスマはウチにはないんで… (11月4日 15時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - 米では久しいですがいつも楽しく見ています!貴方の夢主さんの華麗なヤンデレクラッシャーを見てからギャグとカウンターのないヤンデレ物が物足りなくなったので需要はあります!アルティメットリーダートークとナチュラルに突っ込んでるボタンさん…貴方もボス側じゃ? (11月4日 10時) (レス) @page24 id: 9d671c521e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年10月30日 14時