第百三十一話「最初の時点でアウト」 ページ37
アイク「…?」
A「…何よアイク、言いたい事があるんなら言ってごらんなさいよ。まぁ言った内容によっては殴るけんども」
アイク「…!A、ロナルドから離れろ」
A「だからヤダっつってんでしょバカ!どうせアレでしょ?それであたしがもし万が一"わかった"って言って離れたら次の瞬間ロナルドがラグネルで真っ二つにされちゃうんでしょ?絶対嫌」
アイク「どうか聞き入れてくれ、お前のために言ってるんだ」
A「"そういうセリフを軽率に使う人の言う事は聞き流しとけ、あんまり信用したらダメだ"ってこないだ霊幻師匠が言ってた」
ロナルド「かなり的を射た事言ってっけど、それ多分今の状況を鑑みるにだいぶニュアンス違ェだろ」
アイク「先程お前の言った事が正しいのであれば、その男もお前の大切な人達までは大事にしないだろう」
A「あん?どゆことよハッキリ言いなさいよ」
アイク「…落ち着いてよく聞け。その男もヤンデレだ」
A「うん、知ってる」
...。
アイク「…??」
A「うん」
アイク「…嘘だろう」
A「ホント」
アイク「…本気でか?」
A「マジでマジで。悪かったわね説明足りてなくて、なんか今回の件は敵ヤンデレとはまた別で味方ヤンデレなる新しい概念が誕生してるのよ。ちなみにそんなワケだからロナルドも味方ヤンデレの部類ね」
アイク「…という事は、俺は」
A「そう。お前、敵」(無慈悲)
ベヨネッタ「ホント貴方容赦ないわね、この手の男への対応としては100点満点だけれど」
アイク「………」
ミェンミェン「アイク、明らかに凹んでるアルヨ」
アイク「…は……のか」
A「今度は何?」
アイク「俺の想いをお前に理解してもらう術はないのか」
A「ない。あんたに攻撃の意思がないなら、一応こっちサイドに引き入れるという選択肢もあったけど…残念ながらハッキリ言って出会い頭にロナルドに向かってラグネル振り下ろした時点で完全にアウト。もうその時点でかなり殺意満点だったと見えるからホントのホントに論外。以上」
アイク「…俺にはもう攻撃の意思がないという事を証明すればいいのか」
A「それをラグネル振り下ろす前にやってたらよかったんだけどね、マジで」
アイク「ならA、お前の手で俺の両腕が使いものにならないようにしてくれ。俺からそう頼んだのだから、攻撃の意思がない証明はこれで事足りるだろう」
第百三十二話「社会人だとしても」《教師のヤンデレ》→←第百三十話「芯がしっかりしてる系女子」《大剣のヤンデレ》
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - 三月の専属ストーカーなつめみくさん» まさか私が書きたいものをひたすらに書きなぐるだけのこの小説を読むために作品の履修を考えてくださる方がおられるとは…心の底からありがとうございます! (10月12日 18時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - クロスオーバーがクロスオーバーすぎた(?)とりあえずこの作品をたのしみたいからにわか状態だった吸血鬼すぐ死ぬに詳しくなって来ます(?) (10月12日 17時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» えぇそうです、久方ぶりのヤンデレ異変中スマブラ館ですよ!書くのも久しぶりなので口調迷子等激しいかもしれませんが大目に見ていただけると助かります… (9月16日 22時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - しばらく忙しさを理由に浮上出来てなかったうちにすごく進んでいてましたね…そして…二回目の異変以来のスマブラ館ですと!?ガタッ (9月14日 11時) (レス) id: 9d671c521e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年9月14日 2時