40話 ページ42
━キバナsaid━
イーブイの体が薄く輝きだした。これは、進化…！そう思っていると、彼女は焦りだした。
「ふざけないで！私のことを邪魔ばかりして！サザンドラ、進化させるのを止めなさい！」
そう彼女が言うと、サザンドラは大きく吠えた。そして、サザンドラはイーブイに向かって行く。俺はサザンドラを止めようと手を伸ばす。けど、その手をすり抜けていく。もう無理だ……！そう思っていると、眩い光が放った。
眩しく感じ、ギュッと目を瞑った。しばらくして、恐る恐る目を開けた。すると、ふわりとリボンが舞った。リボンは白くて先にはピンク、藍、水色の順に並ばれていた。あぁ、これは…！
「お前、ニンフィアになったのか…！」
そう言うと、ニンフィアは嬉しそうに頷いた。それを見ていた彼女は不服そうな顔を浮かべた。
「あぁ、弱い者が進化してしまうなんて……可哀想に。これで強くなったと？これで私に勝てると？浅はかな考えだわ。この選択が悪い結果だったことを思い知らせてあげる！サザンドラ、はかいこうせん！」
「ニンフィア、でんこうせっかで避けてマジカルシャイン！」
そう指示を出すと、ニンフィアは素早く動き、はかいこうせんを避けていく。そして、サザンドラの目の前に来ると眩い光を放った。技が当たり、砂埃が発生した。そして、砂埃が落ち着くとサザンドラは倒れていた。これは……！
「………あ、あぁ、嘘でしょ？私の強さを証明できなかったなんて……何かの間違い……何かの誤算……私は、私は……！」
すると、彼女は今、目にしている光景に理解が追い付いてなかった。無理はないだろう。ここまで、強さに飢えていた彼女にとってこんな結末になるだなんて考えてもいなかっただろう。俺は、彼女に近づこうとした。すると、ムクリとサザンドラは起き上がった。まだ、体力が残っていたのか…！俺とニンフィアは身構えると、彼女は狂ったように笑いだした。
「あはは！流石、私のサザンドラ！さぁ、早く邪魔な奴らを消し去ってしまいなさい！」
そう彼女は言う。サザンドラは、静かに彼女を見ていた。なんだ？サザンドラの様子がおかしいような…？そう思っていると、サザンドラは右手を大きく上げた。
「……っ！？ニンフィア、でんこうせっかでAに体当たりしろ！」
俺は何かを察し、ニンフィアに指示を出した。ニンフィアは彼女に向かって体当たりした。それと同時にサザンドラは右手を振り下ろした。
「…………………サザンドラ？」
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ナノセンチメンタル(プロフ) - ついに続編が出ました。ここまで続いたのは皆様のおかげです。続編のタイトル名が変わってますのでお気をつけください。なお、続きは来週の水曜日あたりに更新します。 (2020年2月23日 20時) (
レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - ナノセンチメンタルさん» 続編ですか…良いですね(^_^;)是非とも読ませていただきます。 (2020年2月10日 19時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
ナノセンチメンタル(プロフ) - コメントありがとうございます！読んでくれた方が楽しんでもらえるような小説をこれからも書いていきたいと思います。この作品の続編も検討しているので、興味があったらぜひ読んでください。続編の報告は、コメント内で報告します。 (2020年2月7日 21時) (レス) id: 0e87ed2dba (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - 面白い作品です。更新頑張って下さい。 (2020年2月6日 21時) (レス) id: 7be101f077 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノセンチメンタル | 作成日時：2019年12月20日 21時
