future3 ページ3
《それでねー?彼氏が食べちゃってぇ〜》
《えー!なにやってんのー?》
私が転校してきたのはいいものの、
女子にはもうグループが出来上がっていて…
話せる人は…
「なぁ、Aちゃん、なんか好きなものとかある?」
この人だけ。
まぁ、話せる人がいるだけいいんだけど…
『私は可愛いものが大好き。えっと、』
「あ、俺?大橋和也、俺はダンスが大好きやねん」
『へぇーダンスか、かっこいいねッ』
「…え!?かっこいい!?」
『え、うん。かっこいいよね?ダンスできるって』
この人は話す度に目をキラキラさせて
私に返事してくれる。
あれ?今日って本当に登校初日だよね?
こんなに懐いてグイグイ来る人初めて。
那穂と奏芽でもこんな………
………思い出しちゃダメだ。悲しくなるだけ。
「…もしかして、Aちゃんあっちの友達に
黙って引っ越してきたん?」
『え!?なんで分かったの!?』
「なんかそんな感じしたー!カンやカン〜」
『なんか怖い…』
「えぇー!かっこいいから怖いになってもーた…」
この人………
表情変わりすぎ。
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すだひょん。 | 作成日時:2018年4月7日 15時