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放課後2人…
この事で頭がいっぱい
気づいたらもう放課後
なんてたって今日は短縮授業だから
紫｢どこ行こっか｣
『ん〜どうしようかな』
紫｢せっかく短縮だし水族館とか行く？｣
『うん！』
2人でバスに乗って電車に乗って
歩いて｢寒いね｣って言い合いながら距離が縮まって
紫耀くんがチケットまで買ってくれて
ほんとにカップルの放課後みたい
『紫耀くんみてほら！』
紫｢かっわいいね〜｣
『あははっ滑ってる！』
紫｢ほんとだ可愛いな〜｣
ペンギンを見たり
紫｢でっけぇ｣
『ほんとに海のハンターだね』
紫｢だな｣
シャチの大きさに圧倒されたり
一緒にイルカショーを見たり
とにかく楽しかった
紫｢楽しかったね｣
『うん！何から何までありがとう』
紫｢ううん。俺こそ急だったのに
付き合ってくれてありがとう｣
でもまだ時間は4時半だった
『ま、まだ時間大丈夫？』
紫｢俺は全然大丈夫だよ｣
『せっかくここまで来たし
そこのショッピングモールで
おやつとか食べに行かない？』
紫｢いいね〜行こ｣
『うん！』
歩いてすぐのショッピングモール
平日だし空いてる
紫｢なんか食べたいのある？｣
『あ、このパンケーキ美味しそう』
紫｢じゃあそこ行こっか｣
『うん』
紫｢あ、お手洗いとか大丈夫？｣
『あ〜行ってこようかな』
紫｢俺ここで待ってるね｣
『ありがとう』
紫｢おう｣
うっわぁ出口2方向あるやつだ
間違いないようにしないと
お手洗いの鏡で軽くリップを塗り直して…と
早く行かないと
ってあれ、どっちから来たっけ
あ、でも自販機あるからこっちか
自分の記憶に自信を持って進んだけど
『あれ』
間違えちゃったみたい
戻ろ
｢ねーねー｣
と肩を触られた
『な、なんですか』
なんかヤンチャそうな高校生…
どうしよう怖い
｢1人なら俺らと遊ぼ！｣
『ひとっ｢1人じゃねーけど｣
気づいた頃には私は紫耀くんの腕の中にいた
｢あ〜そうゆう感じ？｣
紫｢俺の女に触れんじゃねーよ｣
｢あんま調子乗んなよ。痛い目みんぞ？｣
｢表でろよ｣
紫｢お前らの相手する時間なんかねーよ｣
｢は？ふざ…なぁこいつ平野じゃね？｣
｢うわ、、マジじゃん｣
｢い、いこーぜ｣
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作者名：TheRAM | 作成日時：2022年2月21日 1時
