主従502 ページ2
Aside
やっとカルマがどいてくれた
裸足のまま立ち上がる
彼の唇が触れていたうなじが異常に熱い
風に当たりたいのでテラスのドアを開けた
１２月中旬
冷たい風に包み込まれた
ドレス姿だと寒いけど
火照った体には丁度良かった
ゆらゆら長い髪が揺れる
ゆらゆら気持ちも揺れていた
『何でキャンセルしたの？』
赤羽「…」
『私に言えないようなことでもしてた？』
赤羽「違う」
即答…ってことは嘘ではないと思う
きっと事情があったんだ
人には他人に言えないことがある
彼にとってはそのうちの１つがコレなのだろう
聞いても答えてくれないと思うし
話題を変えようかな
『私ね、カルマのこと運命だと思うの』
赤羽「運命？」
『記憶が無くなっても好きになったんだよ？
絶対あり得ないって思ってたのに。
これって運命だと思わない？』
いきなり彼氏だ、主人だって言われて
最初は怖い人って決めつけたし怯えていたけど
でも今では離れていくことに恐怖を覚えて
依存していて、こんなに好きになって
俯いて座っているカルマの前に行く
ギュッと抱き締めた
『私は誰よりもカルマが好きです』
赤羽「…」
『前みたいにご飯食べに来たり
家に泊まりに来てくれませんか』
カルマの手が私の腕を掴んで
突き放す
赤羽「…ごめん」
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眺花(プロフ) - 由紀さん» ありがとうございます。続編、お待たせしました。時間がある時にでもどうぞ。 (2018年5月20日 7時) (
レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
由紀 - やめられない！止まらない！かっp(殴 この小説 (2018年5月19日 21時) (レス) id: b343e3b943 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - サヤさん» お褒めのお言葉光栄です。此方こそサヤさんのコメント、とても励みになっています。いつもいつもありがとうございます。 (2018年5月11日 22時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 眺花さん» ありがとう御座います！！眺花様から応援の御言葉、とても励みになりますっ！！眺花様の言う通り教科数多くて大変ですが、疲れた時に眺花様の作品を見させて頂くと疲労が取れるのは高校生になっても変わりません！眺花様も、お仕事大変だと思いますが頑張って下さい！ (2018年5月6日 12時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - サヤさん» 高校生になったのですね、おめでとうございます。高校は教科数も多くて大変だと思いますが頑張って下さい。応援してます。 (2018年5月6日 7時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眺花
| 作成日時：2018年3月27日 1時
