主従360 ページ10
カルマside
駅
彼女を待っている
俺達の関係は正直言って
悪くなっていた
俺の知らない間にマーキングされてるし
しかも知らないの一点ばり
彼氏としては彼女の言うことを
信じてあげるべきだろうけど
お兄さんが言っていた俺以外の男の匂いがする
というのが引っ掛かっていた
無理やり服を脱がして確かめた時も
痕が増えていたし
やっぱり帰ろうかな…
『カル、マ…?』
赤羽「……」
自分の目を疑う
何でAがソイツといるんだよ
「赤羽君、こんばんはー。
もう暗いから蒼山さんの護衛中」
赤羽「何で…アンタが」
「知らなかった?俺、保険室の先生だよ」
全て理解した
Aに痕を付けた奴
保健室の先生は女性だったはず
…いつ変わった?
この保険医、俺の親戚だ
俺が唯一逆らえなかった男
ニッコリ笑顔が恐ろしい
Aは何も気付いてない
「蒼山さん、俺 赤羽君と話があるから」
『…はい。
送って下さりありがとうございました』
Aが改札を通って行った
姿が見えなくなった瞬間
保険医に肩を組まれる
背筋が凍った気がした
「久しぶり、カルマ。
暇だから遊びに来たよ」
赤羽「何で…Aを?」
「昔から言ってたよね?
カルマの物は俺の物。
お前の哀れな姿が見たくて、つい」
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アリス - こんにちは!ログインできなくなったゆっさんです。カルマ君大好き!更新ありがとうございますログインできたらお気に入り再度登録します… (2017年11月2日 19時) (レス) id: 028817b805 (このIDを非表示/違反報告)
バルセロナ - 公開できるやつですか? (2017年10月20日 15時) (レス) id: 4208407d4f (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 赤の他人さん» 作者のことですか?でしたら、Twitterはやっていますよ。 (2017年10月20日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - ゆうゆうさん» 設定としてはカルマがネックレスを外して先生に渡した、となっています。 (2017年10月20日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - バルセロナさん» 此方こそ細かい部分まで覚えていただけて嬉しいです。 (2017年10月20日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:眺花 | 作成日時:2017年10月1日 7時