【赤羽 業】浮気メイド15

主従354 ページ4

Aside



月曜日、１人で登校
文化祭は今週末だ



土日にカルマの家に行き
呼び鈴を鳴らしたけど出てくれなかった



メールも全て無視される
電話も同じく



兄に相談できない、知らない間に
痕を付けられたとなるとパニックになるから



私達が恋人になったという噂が広まった時と
同様に喧嘩状態という噂も広まった



このスキを逃さないカルマファンの女子は
次々と告白しているらしい



保健室に行って先生に聞いてみようかな
何か知りませんかって



茅君に保健室に行ってくると伝えて
１階へ



ドアを開けて中に入った
保険委員の当番はいない、先生１人だ



「蒼山さん、どうしたの？具合悪いとか？」



『いえ、相談が。…当番の人は？』



「クラスの準備が間に合わないから
当番は休ませてほしいって言いに来た」



先生からマグカップを受け取る
甘いコーヒーを口に含んだ



当番がいないのなら好都合
こんな事あまり人に聞かれたくないし



痕を見せるのは少し抵抗があるけど
先生なら何か知ってるかもしれないし



『先生。私が寝ている間に
男子生徒が…ベッドに来たりしましたか？』



「来てない。放課後にベッドで休みたい奴は
さっさと帰るからな。それがどうした」



『実は…』

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