主従353 ページ3
Aside
「蒼山さん。起きて」
『…ん…?』
体を揺さぶられて目を覚ます
どうやらベッドで寝ていたようだ
カルマに似ている保健室の先生
一瞬、本当にカルマだと思った
待ち合わせしていた事を思い出す
ガバッと起き上がった
時計で時間を確認しながら身なりを整える
もう待ち合わせの時間だ
「今日もぐっすりだったね。寝不足?」
『そんな事はないと思いますけど』
「またね、蒼山さん」
鞄を持って昇降口へ
先生が誰もいなかったので廊下を走った
カルマは既に待っていて
ごめん、と頭を下げた
靴を履き替えていると
急にカルマが下駄箱に手を付いた
それも勢いが良かったので驚いた
逃げ場がない
赤羽「うなじにキスマーク、どういう事?」
『え、嘘』
赤羽「保健室で何があったか話せよ」
カルマが怒ってる
私は怖くなって足が震え始めた
私はただ保健室で勉強してて
今日は珍しくサッカー部の人が来て
いつの間にか寝てただけ
いつ付けられたなんて覚えてないしわからない
カルマの手が私の胸元を這う
ボタンを1つ外された
赤羽「隠してるだけで
こんなところにもあったりして」
『ゃ……めて』
体が震え始める
また1つボタンを外されると
赤羽「……」
無意識にカルマを押しのけていた
怖くて目をそらす
赤羽「隠すんだ。
もういい、1人で帰る」
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アリス - こんにちは!ログインできなくなったゆっさんです。カルマ君大好き!更新ありがとうございますログインできたらお気に入り再度登録します… (2017年11月2日 19時) (レス) id: 028817b805 (このIDを非表示/違反報告)
バルセロナ - 公開できるやつですか? (2017年10月20日 15時) (レス) id: 4208407d4f (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 赤の他人さん» 作者のことですか?でしたら、Twitterはやっていますよ。 (2017年10月20日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - ゆうゆうさん» 設定としてはカルマがネックレスを外して先生に渡した、となっています。 (2017年10月20日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - バルセロナさん» 此方こそ細かい部分まで覚えていただけて嬉しいです。 (2017年10月20日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:眺花 | 作成日時:2017年10月1日 7時