主従152 ページ2
Aside
インターフォンが鳴り響く
姿見で自身を確認してから家を出た
カルマがいる
面と向かって話すの久しぶりだ
赤羽「スカート……」
『あんまり見ないで』
スカート＋タイツで代用
上は勿論長袖のパーカー
目をそらしながら近付く
熱くなってきた
緊張する
心臓、はち切れそう
赤羽「今回は俺のせいでごめん」
あのプライドが高いカルマが頭を下げている
私は夢でも見ているのかなとあたふた
聞けば昨日も家に来たらしい
その時は兄が出てた
兄にも謝ったけど２度と巻き込むなと一点張り
だから昨日 機嫌が悪かったんだ
赤羽「痛かった、よね」
『ダメ、触らないで』
頬に向かって手を伸ばしてきたので
手の平を見せてストップ
兄の嗅覚は獣以上に鋭いと説明
暫く話すなよと言われているし
しかも会ってたとバレると
ただでは済まされないだろう
考えただけでも背筋が凍る
カルマは随分不満そうな顔をしていた
赤羽「いつになったら触ってもいいの？」
『暫くダメ』
赤羽「はぁ？そんなの無理」
『何で？』
風が吹いて彼のサラサラで細い髪の毛が揺れる
風で運ばれてくるカルマの匂い
ドキッとしてしまう
包み込まれたいな、なんてね
赤羽「そんなの、
好きな人に触りたいのが人間の欲だから」
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眺花(プロフ) - 萌果さん» 小説に非日常の展開は付き物だと思いまして(汗)楽しみにして下さりありがとうございます。 (2017年5月5日 8時) (
レス) id: 79eebf75bb (このIDを非表示/違反報告)
萌果 - 赤い字って怖……。ようやくお兄さん認めてきたのに…世の中上手くいかないですね← ムズムズします(*´-`) そろそろ続編ですかね？楽しみにしてます(*^^*) (2017年5月4日 19時) (レス) id: a14038dab3 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 狐里雪乃さん» 一気読みありがとう(*´ω｀*) (2017年4月23日 12時) (レス) id: 79eebf75bb (このIDを非表示/違反報告)
狐里雪乃(プロフ) - 眺花さん» 久し振りに一気読み出来た……!! (2017年4月21日 19時) (レス) id: e23e1413a8 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - カシスおれんじ´;ω;`さん» お力になれたら嬉しいです (2017年4月21日 17時) (レス) id: 79eebf75bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眺花
| 作成日時：2017年4月2日 12時
