赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶85 ページ10

Aside


晩御飯を食べ終わり外に出る
予想通り人が多かった


浜辺には屋台等が並んでいて
お祭り気分だった


『カップルが多いね』


赤羽「離れないように手繋ご？」


差し出された手を握る
最初に行ったのは大量に花がある屋台


赤羽「ここ５円で花が貰えるんだ」


「彼女さんの髪飾りにどうですか？」


赤羽「そうだね」


カルマが５円で赤いハイビスカスを買った
頭に飾ってくれたのは店の人


『ありがとうございます』


「似合ってますよ。楽しんで下さい」


自分ではよく見えないので
どうなっているかわからない


赤羽「可愛いよ」


『どこ行くの？』


赤羽「俺が選んだ花火を見る場所に行くよ」


着いた先は水上バイクを乗る場所
カルマは乗る準備をしていた


『水上バイクに乗るの？』


赤羽「海の上なら２人きりになれるし
誰にも邪魔されないと思って」


『凄い発想だね』


カルマが運転をする
私はカルマの前に座る事になった


『私、邪魔じゃない？』


赤羽「前にいないと嫌だ」


ゆっくり動き始めた
この水上バイクは普通と少し違う


花火の観賞用なので
普通の水上バイクより遅い


『もうすぐ花火が上がるね』


赤羽「花火に願い事するの？」


『うん。もう決めてるよ』


赤羽「俺も決めた」


私の願いはカルマがずっと隣にいてほしい事
私の願いが叶いますように

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