赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶98 ページ23

カルマside


Aが落ち着いてきた


赤羽「夏祭りは無理っぽい？」


『行きたいけど怖い』


赤羽「俺が守るから一緒に行こう？」


『絶対だよ？約束』


赤羽「わかった」


絶対に守るという約束をして部屋を出る
手を繋ぎながら歩く


Aを笑顔にさせたい
夏祭りの目標


烏間先生に会う
Aを勝手に出した事を怒られた


『カルマがいるのできっと大丈夫ですよ』


烏間「本当に大丈夫なんだな？」


『はい。今までお世話になりました。
また後日お礼しますね』


俺とAは夏祭りに行く
Aにとって外は久しぶり


俺はAの手を離さなかった
夏祭りの会場の前には殺先生が立っていた


殺「遅いですよ。
もう皆も来ているので２人も楽しんで下さい」


『…はい』


前から渚君が近づいてくる
Aは俺の後ろに隠れた


渚「久しぶり。Aも元気にしてた？」


『うん…。久しぶり』


渚「何かあったの？」


赤羽「後で話すよ」


俺とAは屋台のある道を歩く
人が多くてAが困ってる


まだこういう場所は早かったかな
なるべく人が少ない道に出る


近くの神社に着いた
ここは誰もいなくてAも安心すると思う


赤羽「Aにあげたい物が
あるから手を出して目を閉じて」


『わかった』


Aは俺に繋いでいない方の
手を出し目を閉じた


俺はAにゆっくり顔を近づけた

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