赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶97 ページ22

カルマside


Aを迎えに行く為に
防衛省に行く


多分もうここには来ないと思う
Aの部屋の前に行く


そこには俺の想像を越える光景があった
部屋は荒れていて布団も枕もぐちゃぐちゃ


Aは倒れていた


俺はいそいで部屋に入り
Aに駆け寄る


赤羽「A…」


『カルマ…やっぱり外は怖いよ』


震えるAを抱き締める
異常な怯え方だった


赤羽「転校生はいないんだよ」


『じゃあ何でメールが来るの？』


Aがメールを見せてくる
読んで俺も驚いた


〔捕まったからって安心するな。
まだ妹がいる〕


Aに嘘をついた事を責められると
思ったが全然責めてこない


赤羽「A、落ち着いて？」


『何で私が……。何もしてないのに』


泣き続けるA
それもそのはず


何もしてないのにストーカーが
いて襲われる


気が狂わない方が変だ


『ごめんね。カルマを巻き込んで』


赤羽「俺は別に気にしてないけど…。
何で嘘ついたのに責めないの？」


『カルマの嘘は私の為なんでしょう？
わかるよ、それぐらい』


赤羽「さすが俺の彼女」


Aが落ち着くまで頭を撫でる
自分の妹で襲わせるとか嫉妬深いな


これからどうしよかなー

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