赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶92 ページ17

Aside


カルマを疑いながら外に行く


何も信じる事ができないのは
首が閉められている感覚だった


私とカルマは街に行った
通りすがりの人達、皆が怖い


赤羽「そこの店で何か買う？」


『…うん』


赤羽「買ってくるから外で待ってて」


カルマが店に入った
店の前でしゃがみ込む


カルマは本物だと思う
律も転校生は県外にいるって言ってるし


律がウィルスにやられて
嘘を言ってる可能性もあるかもしれない


赤羽「買ってきたよ」


カルマからパンを受けとる
朝から何も食べていないのでお腹が減ってる


『いただきます』


赤羽「昨日は眠れた？」


『嫌な夢を見て寝不足かな』


赤羽「見て。珍しく烏間先生がいる」


前にはこっちに向かって来る
烏間先生の姿が見える


こんな所にいるのは珍しい
まさか偽者…？


逃げ出そうとしたら烏間先生に腕を掴まれた
…怖い


烏間「見ていきなり逃げるなんて酷いな」


赤羽「先生どうしたの？こんな所で」


烏間「俺が街にいると変か？
Aさん、顔色が悪いが…」


『離して下さい！』


烏間先生の手を払った
驚いた顔をしてる


烏間「何があった」


赤羽「実は……」


カルマが烏間先生に転校生の話をしてる
その間私はカルマの後ろに隠れていた


烏間「その転校生、防衛省でも
話が出ている。今捜索中だ。

Aさんは安全な場所にいた方がいい」


赤羽「俺もその方がいいと思う。
Aは？」


『烏間先生は本物ですよね？』


転校生が変装して襲ってくるかも
しれない事を２人に話した


烏間「俺は本物だ。
Aさんは防衛省に来てもらう」


『わかりました』

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