赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶91 ページ16

Aside


目を開けるとまだ夜中
水を飲みに台所に向かう


台所に行くと壁に包丁が刺さっていた
外から物音が聞こえる


何か変だと思いカルマを起こす


『カルマ、起きて何か変なの』


カルマは目を開けた
目が赤かった


『カルマ…？』


カルマの様子がおかしい
もう一度声をかけようとしたら押し倒された


何をされるかと思っていたら
首を閉められた


赤羽「Aが近くにいると
迷惑なんだけど」


カルマの言葉が胸に刺さる


赤羽「どっか行ってよ」


目を思いっきり閉じる
数秒過ぎてから目をゆっくり開ける


見えるのは天井
夢だったんだ


時計を見る
今は５時


外は明るく鳥が飛んでいた
携帯が光ってる


メールが１通届いていた
登録していないアドレス


メールを開けると誰かわかった
転校生からだ


「毎日怯えながら暮らすといい。
そのうち襲いに行く。


ヒント。私は誰にでも変装できる。
貴方の彼氏になって襲うかも」


気持ち悪いのですぐ削除した
カルマが寝返りし起きた


赤羽「おはよ。眠れた？」


『……うん』


もしかしたらこれは偽者のカルマ
なのかもしれない


誰も信じれなくなってきた


カルマが私の頭に手を伸ばす
反射的にカルマの手を払ってしまった


赤羽「A…？」


『ごめん』


赤羽「ゴミが付いてるから取ろうと
思っただけだよ」


カルマがゴミを取ってくれた
律に頼んで転校生の位置を聞いてる


律「まだ県外にいますよ」


赤羽「ありがと。
A、気分転換に外に行こう？」


『うん』


このカルマは本物だよね？

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