赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶90 ページ15

Aside


お風呂から上がり服を着る
良い匂いがした


匂いをたどると台所についた
カルマが晩御飯を用意してる


赤羽「勝手に材料使わせてもらったよ」


おいしそう
でも食欲が無かった


赤羽「感想聞かせて」


一口食べる
通りにくい喉を無理やり通させた


『おいしいよ』


赤羽「よかった。俺も食べよ」


カルマも食べ始める
私は食べる手を止めた


赤羽「怖い？」


『…うん』


赤羽「大丈夫。俺が守るよ。
今はしっかり食べてしっかり寝よ？」


『わかった』


晩御飯を食べ終わりベッドに入る
カルマが優しく抱き締めてくれる


赤羽「体、震えてるよ」


『ごめん。眠れないよね』


無理やり自分の体を落ち着かせる


赤羽「電気消すよ」


カルマが電気を消す
真っ暗になり怖かった


赤羽「俺がずっと隣にいるから目を閉じて」


言われた通り目を閉じる
カルマが私の額にキスをした


赤羽「おやすみ」


ずっと目を閉じていたけど眠れなかった
目を開けるとカルマの寝顔が見えた


どこにいても転校生に見られてる気がする
窓の外を見るのが怖い


私はカルマにひっつき目を閉じる


やっぱり眠れない
そう思っていたらカルマの手が頭の上に乗った


そして優しく撫でてくれる
目を開けカルマの顔を見る


カルマの目が少し開いてる


赤羽「Aが寝るまで起きてるよ」


『ありがと』


撫でられて安心したのか
すぐに眠れた

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