赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶89 ページ14

Aside


転校生は薬を選びながら呟いてる


ファ「これは声が出なくなる薬。
こっちは体の細胞を壊す薬」


転校生は狂っている
策を考えているとカルマが来た


転校生は気づいていない
カルマが泥を持つ


やりたい事が予想できる
カルマが転校生の頭に泥を投げる


見事命中し転校生の力が緩む
その瞬間カルマが転校生を蹴り飛ばす


赤羽「大丈夫？立って」


手を引っ張られ立ち上がる
左手には壊されたネックレスを握ってる


私とカルマは走った
走っているうちに自分の家が見えてきた


鍵を開け中に入る
鍵を閉めてから安心する


『ありがとう。カルマ』


赤羽「手首から血が出てる」


手首を見ると少し切れてた
壊れたネックレスをカルマに見せる


『カルマが買ってくれたのにごめん』


赤羽「また買えばいいよ」


『転校生、来ないね』


赤羽「今日は諦めてまた明日来るかも」


そう考えると恐怖しかなかった
体が震える


『律。転校生の位置わかる？』


鞄から携帯を取り出し律に頼む
数秒で答えが返ってきた


律「県外にいます。
今日は襲って来ないと思います」


赤羽「Aは汚れてるし
お風呂入って来たら？」


『うん』


着替えを持ってお風呂に向かう
転校生が県外にいるとわかっても怖かった


シャワーを浴びながら考える
まだ震えが止まらない


『…怖い』


いつまで怯え続けたらいいんだろう
カルマにも迷惑かけてる


早く何とかしないと誰かが
死んでしまうと思った

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