赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶88 ページ13

Aside


転校生が脱獄？
また襲って来る


一気に怖くなってきた
手が震える


赤羽「Aの名前を呼びながら
Aを探してるらしい。

とにかく俺と合流しよう」


『遅いよ、カルマ。
その転校生は目の前にいる』


私は電話を切った
目の前には転校生が立っている


警察を殺したのか
服に血がついてる


両手には刃物を持っている
転校生の顔が怖い


ファ「久しぶり。一対一で戦おうよ」


転校生が色々薬を取り出してる
その薬のせいで今まで苦しめられてきた


トラウマで足が震える


ファ「私の実験台にしてあげる」


追ってきたので逃げた
私にも武器があれば何とかできるのに


複雑な道を走った
けど転校生は追うのをやめない


ヒールで走るのは疲れるので
ヒールを脱ぎ裸足で走る


できればカルマを巻き込みたくない
回りを見ながら武器になる物を探す


………あった
細長い鉄の棒


鉄の棒を持ち転校生と向き合う
息切れしてるのは私だけだった


ファ「そんな物で私と戦うの？」


『何もないよりマシ』


鞄やヒールを置いた
相手は薬を持ってるので近づきすぎるのは駄目


策を考える前に襲いかかってくる
動きは早いがよけれる


ファ「貴方の彼氏がそこにいるよ」


後ろを振り返りるが誰もいない
騙された……


気づけば押し倒されてる
何もできないよう転校生が私の上にまたがる


手は１ヶ所にまとめられ
少しでも動けば刃物で切れる


身動きができない……


ファ「このネックレス、まさかお揃い？」


『触らないで』


ファ「大事な物なんだ」


転校生がネックレスを触るのを
やめたと思ったら刃物で切られた


ファ「壊れちゃったね」


大事なネックレスが壊された
ショックで目を見開く


ファ「新しい薬を試させてよ」


転校生が薬を選んでる間
必死に抵抗する


また視力が無くなったり
眠り続けるのは嫌だ

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