赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」4

記憶87 ページ12

Aside


次の日
私とカルマは荷物をまとめて家に帰った


莉桜に遊ぼうと誘われたので
莉桜の家で遊ぶ事になった


家を何日も貸してくれたお礼として
少し高いケーキを買った


中村「入って」


『お邪魔します』


廊下を歩き部屋に入る
遊ぶメンバーは私、莉桜、桃花、カエデ


『これ、家を貸してくれたお礼。皆で食べて』


莉桜にケーキを渡す
皆喜んでる様子だった


ケーキを食べながら喋る


中村「カルマと良い感じになった？」


『うん』


矢田「何をしたか聞かせてよ」


『水族館に行ってお揃いのネックレスを
買ってもらって海の上で花火見たよ』


茅野「そのネックレス良いね」


中村「買ってもらったなら
Aも何か買ってあげたら？」


『お金が無くて』


茅野「手作りの物をあげたら？」


矢田「それいいかも」


『手作りかー。考えてみるね』


ケーキを食べ終わりお皿を机に置く
恋の話は夜まで続いた


茅野「もうそろそろ帰るか」


『そうだね』


中村「気をつけて帰ってね」


矢田「バイバイ」


カエデと桃花は途中まで一緒だったが
帰り道が違うので別れた


人が少ない道を歩く
静かだったので自分の携帯が鳴ると驚いた


カルマからの電話


『もしもし。どうしたの？』


赤羽「A、今どこにいる？」


珍しくカルマの焦ってる声を聞いた


『今？どうして？』


赤羽「今すぐ安全な所に逃げて。
Aを襲った転校生が脱獄したって」


『え……』

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