主従527 ページ2
Aside
『朝ごはん、できましたよ』
赤羽「今行く」
エプロンを着て髪を１つにまとめたメイドが
リビングでニュースを見ていた主人を呼ぶ
記憶がないカルマを喜ばせる１つは私が唯一
誇れる 手料理だと思い、張り切ってしまった
カルマがイスにドサッと座る
並べられた料理を見て一言
赤羽「品数多くない？」
『え』
赤羽「パン１つでも良かったのに」
『でもそれだと栄養が』
赤羽「メイド、だよね？栄養とか
押し付けるなんて母親と勘違いしてない？
メイドなら主人の命令聞いていればいいのに」
ごめんなさい、と謝ってから着席する
なんか、胸がチクッと痛かった
もしかしてカルマの本音、だったのかな
頑張って栄養とか考えてたのに…
色々文句を言っていたカルマだけど
黙々と食べてくれる彼に優しさを感じた
赤羽「食べないの？」
『食欲無くて』
赤羽「あっそ」
“次、また食事抜こうとしたら
お仕置きとして学校で襲うから”
そう言われたのを思い出したが
今はそんなことどうでもいい
昨日の夜、彼の様子はおかしかった
触れるの禁止命令のせいだと思うけど
赤羽「ボーッとしてる暇があるなら
煮オレ買ってきてよ。今日発売の週刊誌も」
『…でも』
赤羽「メイドでしょ？速く行ってきなよ」
『…はい』
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眺花(プロフ) - 海月さん» 応援したくなりますよね。更新も頑張ります。 (2018年6月30日 22時) (
レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - うぅ、、、主にゃん頑張れ (2018年6月22日 20時) (レス) id: b343e3b943 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 夕雲さん» 非日常を味わっていただけたら嬉しいです。 (2018年6月22日 15時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - らるふさん» 作者の理想を詰めている兄です。現実にいてほしいですね。 (2018年6月22日 15時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 羽由さん» お待たせしてしまい申し訳ないです。続きをお楽しみにしていて下さい。 (2018年6月22日 15時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眺花
| 作成日時：2018年5月20日 7時
