赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」6

記憶129 ページ5

Aside


放課後
カルマと並んで帰る


赤羽「今度近くの高校で文化祭が
あるらしいけど行かない？」


『何曜日？』


赤羽「日曜日だと思うよ」


バイトの日と被ってる…
でもカルマと行きたい


『その日は予定があるけど
何とかしてみるね』


日曜日を休む代わりに
火曜日に入るって無理かな？


店の人に迷惑かけるかな
どうしよう


赤羽「止まって」


『え…？』


前を見ると赤信号
死ぬところだった


赤羽「最近様子がおかしいけど」


『何も無い。ボーっとしてただけ』


カルマって鋭いから下手すると
バイトの事がバレそう


赤羽「Aって俺に何か」


『あのクレープ食べない？』


聞かれそうだったから
すぐに話題を変えた


カルマが無言でこっちを見る
何か気づかれたかな


赤羽「言いたくないならいいけど」


『怒った…？』


赤羽「機嫌が悪くなった。
ここでキスしてくれたら許す」


ここは人が多い
特別カップルが多いわけでもない


『ここで…？』


赤羽「ほら、早く」


恥ずかしいけどキスした
一瞬で離したけどカルマは満足みたい


それを見ていた高校生がぶつかって来た
尻餅をつく


『痛っ……』


「街中でイチャつくなよ。
迷惑なんだよ、ガキ」


赤羽「もしかして自分がイチャつく
相手がいなくて嫉妬してるの？」


カルマに手を引っ張られ立ち上がる
相手の高校生は怒っていた

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