赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」6

記憶146 ページ22

カルマside


家に着きベッドに直行する
Aを押し倒した


『ビックリした…』


Aを抱き締める
冷えてる体を暖めた


『暖かい』


赤羽「気になってたんだけど
もしかして左目…」


Aの左目だけ光が無かった
俺は拭うようにAの左目に触れる


『…うん。私の左目は霞んだ
世界しか見えないの』


顔の傷が綺麗に治るまで
５年かかったらしい


手術は９０％成功
残り１０％失敗


命が戻っただけでも
奇跡だとAが言う


命と引き換えに左目の視力を失った


でもAは明るかった
不安で混乱しててもおかしくないのに


『カルマ、そろそろ離してよ』


赤羽「５年も会わなかったんだよ？
５年分 Aを吸収しないと」


俺はAとキスをした
久しぶりに感じたAの熱


俺は嬉しくてたまらなかった
止められない想い


溢れて溢れて
相手にぶつける事しかできなかった


約１時間後


『カルマ…』


赤羽「ん？」


『お腹すいた』


赤羽「何か作ろっか」


Aが少し寝ている間
俺が台所に行って料理を始める


Aが帰ってくるとわかって
いたら買い物をしてたくさん作ってあげたのに


今ある食材だけで
できるだけ豪華にしてみた

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