赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」6

記憶138 ページ14

Aside


赤羽「今のAの顔
俺を誘ってるみたいで可愛いよ」


『んっ……』


赤羽「一旦休憩。
何が言いたかったの？」


荒れた呼吸を整える


『もう夜だよ？
衣装を返しに行かないと』


赤羽「もう夜なんだ。
まだ続けたいけど仕方ないか」


衣装を貸してくれた教室に向かう
廊下には私達だけだった


『変な文化祭になったね』


赤羽「そうかな？俺は楽しかったけど」


教室についてそれぞれ着替える
化粧してくれた人にお礼を言ってから帰る


『すっかり暗くなったね』


赤羽「Aが俺を誘うからだよ」


『私 関係あるのかな』


明日からまたバイトか
嫌じゃないけどカルマにバレるのも時間の問題


わざわざコーヒー飲みに
隣の町まで来ないよね


『カルマって私と帰らない
放課後何してるの？』


赤羽「今までは何もしてなかったけど
この前の喫茶店にまた行こうかな」


『何で？』


赤羽「またコーヒーが飲みたくなったから」


『自動販売機でいいじゃん』


赤羽「自動販売機見たら
煮オレ買いたくなるから」


『コーヒー一杯の為に電車乗るの？』


赤羽「うん」


カルマにはもうバレてるかもしれない
必死に隠す私を見て楽しんでるとか？


もう隠すのやめようかな…

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