赤羽「刺激的な毎日を送ってやるよ」6

記憶127 ページ2

Aside


木曜日
バイトの日がやって来た


電車に乗り目的地まで待つ
熱は計りたくないので計っていない


多分大丈夫
裏口から店に入る


『磯貝。早いね』


磯貝「今日は人も足りてるから
前よりは忙しくないと思う」


『着替えてくるね』


店の人には優しくしてもらってる
お客さんも穏やかな人達


恵まれた職場
気合いを入れて仕事を始めた





数時間が過ぎて休憩に入る
磯貝が近くに来た


磯貝「俺はもう終わりなんだ」


『そうなんだ。お疲れ様』


磯貝「Aは何時までバイト？」


『私は閉店時間までいるよ』


磯貝「最近は不審者が
多いらしいから気をつけろよ？」


『私だってやる時はやるから大丈夫だよ』


磯貝が帰る
不審者か


私を狙う不審者なんていないよね
休憩を終え仕事に戻る




〜閉店〜
ドアや窓の鍵を確認する


軽く掃除をしてから着替える
頭痛い…


『お疲れ様でした』


「うちの店に来てくれてありがとう。
てきぱき働いてくれるから助かるよ」


『そうですか？』


「回りへの気配りもちゃんとできるし。
学生ならもっと早い時間に帰るべきだけど」


『気にしないでください。
体が慣れるまでは辛いかもですけど』


「気をつけて帰ってね」

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