主従622 ページ22
Aside
遠くの部屋で兄のスマホのアラームが聞こえる
…朝になってた
私を抱き締めて眠る兄の体を揺さぶって起こす
さりげなく首筋を隠しながら
『今日お仕事でしょー？遅刻するよ？』
蓮「嫌だ、行きたくない。
……妹不足で死ぬ」
昨夜、お兄ちゃんと呼ぶなと言ってきた本人が
私のことを妹と呼んでいる
恐らく何も覚えていないのだろう
兄は手探りで自分のスマホを探していた
でもここは私の部屋
いくら手を伸ばしても空を掴むだけ
違和感を感じた兄がガバッと起き上がる
ようやく状況を理解したようだ
『酔っぱらってて覚えてないでしょ？
飲み過ぎはよくないよ』
蓮「俺、何か変なこととかした……？」
『……何もしてないよ。
でも…少し重たかったかな』
蓮「ごめん」
ベッドの上で全力で頭を下げてきた
私のこと、大切に想っているのが伝わってくる
想いが強すぎて無意識に体が動いた
兄は二重人格に近いものなのかもしれない
どうすればいいのかな
……兄に別の彼女を作ってもらう？
……絶対に無理だ
『悪いと思ってるならちゃんとお仕事
行ってきて下サイ。私は待ってるから』
蓮「お兄ちゃんは倒れます」
『ちゃんとお仕事して
帰ってきたら私からハグします』
蓮「……行ってくる」
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眺花(プロフ) - 赤羽砂夜恋さん» ありがとうございます。覚えていますよ。お久しぶりです。お褒めのお言葉光栄です。これからも頑張りますね。 (2018年12月14日 18時) (
レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽砂夜恋 - 眺花ちゃん！覚えてるかな？しばらく貯めて読みたかったから浮上してなかったんだけど、読んだらきゃー！もう最高ヨダレ垂れるわ。キュンキュンし続けっぱなしですよ(泣)これからも応援してるので頑張って！そしてこの作品大好きです！本出して欲しい…… (2018年12月12日 23時) (レス) id: a48397b975 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - ななさん» あまりに険悪にしてしまうと2人の溝が直らない気がしたので却下しました。別バージョンもかきたいと思ったことは多々あります。 (2018年12月11日 22時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - サヤさん» プロポーズは唐突が理想だと思っているので毎度同じようになってしまいますが褒めていただき嬉しいです。サヤさんも褒める才能の塊だと思います。 (2018年12月11日 22時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 険悪な感じかなと思いつつでも、それも悲しいなと思ったりしてたので、私的には嬉しかったです、でも考えられてたバージョンも読んでみたかった気もします笑 (2018年12月5日 16時) (レス) id: 4c73f4e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眺花
| 作成日時：2018年11月11日 15時
