悪魔11 ページ12
Aside
『変態悪魔、絶対にこっち見ないでね』
赤羽「頼まれても見ないよ。自意識過剰娘」
結局お風呂は別々で入れることがわかったものの
やっぱり一定の距離は離れられないということで
私がお風呂に入っている間、変態悪魔は
お風呂のドアの前 つまり洗面所で待つらしい
服を脱いでいる間、彼がこっちを
見ないように目を光らせて監視
赤羽「変態悪魔って呼ぶのやめない?」
『だって事実でしょ』
赤羽「ぎゃーぎゃーうるさいな…。
呼び捨てで呼んでいいからやめて下サイ」
『じゃあ私も呼び捨てでいいから
自意識過剰娘はやめて下サイ』
と吐き捨てるように言ってから
風呂場に入り強くドアを閉めた
迷惑な悪魔だ
だいたい契約条件が面倒で疲れる
鏡に映る自分の体
目がいくのは白い首
そっと指で触れるとまだ熱を持っていて
顔が徐々に赤くなっていった
好きだった人の声に好きだった人の姿
脳裏に焼き付いて離れない
忘れないといけない
あんな浮気ばかりするような人なんて
シャワーヘッドから出る熱いお湯
全部流れてしまえと希望を込めて頭を洗い始める
ごしごしとシャンプーで頭を洗っていると
ドアの向こうからカルマの声が聞こえた
赤羽「シャワー長くない?
眠たくなってきたんだけどー」
『女子は時間かかるの。
おとなしく待ってて』
赤羽「俺、犬じゃなくて悪魔」
『うるさい』
カルマと知り合って2日目
この時の私はあんなにカルマのことを
好きになるなんて全然思ってなかった
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眺花(プロフ) - 聖奈さん» 完全に作者の妄想が爆発していますが楽しんで下さると嬉しいです。 (2018年12月1日 10時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» ほんとにそうですよね。たまには非現実の恋愛にどっぷりハマるのもいいですよ(*^-^*) (2018年11月30日 16時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» 非現実の恋愛を楽しめるのも夢小説の魅力ですよね。 (2018年11月23日 6時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈(プロフ) - 眺花さん» 今回も面白かったです!カルマくんにとても恋してる気分になってきました…(笑) (2018年11月18日 17時) (レス) id: 7ef547b0b5 (このIDを非表示/違反報告)
眺花(プロフ) - 聖奈さん» それは良かったです。これからもいいところで止めますよ。 (2018年11月11日 17時) (レス) id: ea1b4f8213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:眺花 | 作成日時:2018年10月25日 14時