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…大吾side
Aと無事合流出来てほっとする
バレたらあかんけど俺は手をつなぐ
やって、今しかつながれへんもん…
少し歩いてお土産屋さんの前を通った時、一軒のお店の前でAの歩く速さがゆっくりになった
そのお店はアクセサリーを扱うお店で、ショーウィンドウにはペアのものもいくつか並んでた
Aの目線はペアのものの方へ注がれてる
星の形をした飾りがついたネックレス
「A、このお店見てこか？」
A「ほんま？見るー」
中にはいろんなアクセサリーがあった
当たり前やけど中にはカップルがいっぱいおってもんな幸せそうに思い思いのものを選んでた
去年の今頃は「リア充爆発しろ！」とか言うてたのにな笑
「Aどれにする？」
A「あんな、うち欲しいのあんねん」
Aはそういいながらチョコチョコ歩いていく
A「これなんやけど…」
Aが持ってきたのはやっぱりさっきまで見てた星のやつで
A「どうかな？」
ネックレスを自分の首元に当てるA
華奢な君の首にシンプルなデザインのネックレスはよく合っていて
「綺麗やな…」
素直な思いがこぼれてた
「あ、でも、ハートとかやなくていいん？」
カップルとかやとハートが多いから疑問に思った
A「うちも最初ハートか迷ったんやけど、大吾にはできるだけつけてて欲しいやん？そしたらハートやとダメかなって…うちが言える立場やないんやけど、ファンのみんなを不安にさせたらあかんやろ？だから星にした！うち星好きやし！それにこの星が大吾を照らしてくれたらなって…」
ただ単純に疑問に思ってきいただけの質問にこんな嬉しい答えが返ってくるとは思わんかった
「ありがとうな！Aのそういうとこ大好き！」
A「ちょっ！声大きいって…バレるで！」
あわてちゃうとこもかわいい
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作者名：nanoha | 作成日時：2015年11月1日 20時
