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私が落ち着いて、みんなが元の場所に戻った

神山「Aは今はカメラマン?」

近況報告じゃないけど今のことを話すことになった

「はい!カメラマンです。まあまだまだ修行中ですけどね(笑)」

なんてはなしてると会話を遮ったのはのんさんだった

小瀧「なあ!前みたいに話してや!その話し方他人みたいで嫌やねん」

そう言ってくれるのは素直に嬉しかった
でもダメなの
私はもう、元の関係には戻らない

「それは出来ません。ごめんなさい
私と皆さんがこういう関係になれたのって彼がいたからだと思うんです。思うというかまあ確実にそうですよね(笑)
だから私なりのケジメです。彼との関係を切るってことは彼から貰ったものも一緒になかったことにするってことだから…」

小瀧「でも…」

彼の悲しそうな顔を見ると決意がゆらぎそうになる
そう言えばこんな表情する人だっけなと思い出す

「だからこうやって会うのもこれが最初で最後ですから!」

みんなの視線が刺さる
そんなに見ないでよ…

「わがままでごめんなさい。あんなにたくさんのこと教えて貰って、大切にしてもらったのに…」

申し訳なさや悲しさ、いろいろな感情からまた涙が出そうになる
一点をじっと見ていた

そんな時手が何かに包まれた
視線をそっちに移せば淳太くんの手が私の手をしっかりと握っていた

中間「大丈夫やから。俺らは大丈夫。Aは自分が貫きたいものを貫いていけばええ。でもな辛くなったり、困ったりしたら俺らをたよって欲しいねん。だからこれだけお願い、連絡先もう一回教えて欲しいな。あかん?お守りのつもりで入れといてくれるだけでええから。」

淳太くんがそう言えば、みんなが頷いてて
つい私もにっこりできた
気づけば首を縦に振っていた

「じゃあお守りとして」

お守りだから使うことは無いけれど、なんだかスッキリした気持ちになれた

私のスマホにまた彼らの連絡先が登録された
懐かしい名前たちに久しぶりって言いたくなった

数年後→←8



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nanoha(プロフ) - きてぃさん» コメントありがとうございます!亀更新で申し訳ありません。そう言っていただけると、励みになります!書きたい話は沢山あるので更新していけるよう頑張りたいと思います!ありがとうございます (2018年11月24日 10時) (レス) id: 5dcde1a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
きてぃ(プロフ) - とてもおもしろくて、好きです!更新待ってます!頑張ってください! (2018年11月24日 9時) (レス) id: 2c96e96f14 (このIDを非表示/違反報告)
nanoha(プロフ) - さいのかみなさん» コメントありがとうございました。 (2017年9月15日 18時) (レス) id: 5dcde1a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
さいのかみな(プロフ) - nanohaさん» 分かりました!楽しみに待ってます! (2017年9月15日 15時) (レス) id: a603e353e8 (このIDを非表示/違反報告)
nanoha(プロフ) - さいのかみなさん» お待たせして申し訳ありません。更新します。少しずつにはなると思いますし、また亀更新だとは思いますが、気長にお待ちいただけるとありがたいです。 (2017年9月15日 11時) (レス) id: 5dcde1a3c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanoha | 作成日時:2017年3月22日 10時

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