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朝のストーカー事件から約8時間。



授業も終わり、ホームルームも終わって帰宅の時間になった。




私は、どの部活にも所属していないので、すぐに帰ることができる。所謂帰宅部である。








そうして、帰路についていた。




すろと、なんてこった。









朝のストーカー野郎がいた。




オーマイゴッド。神よ、なぜ私にこうも酷い仕打ちをするのかね。





「朝はよくもしてくれたな。フッ、まあいいさ、すぐに連れ去って、犯した後、謝罪させるからなあ。」





一つ言おう。
道の真ん中で言う?




百歩譲って人目につかない裏路地とかあったよね?


なぜ、人が通るかもしれないここで?



こいつ馬鹿だ。



こんな奴すぐにやってけて、









と、思った矢先、手首を掴まれ、身動きができない体制になってしまった。




ああ、終わった。





まだ、あの男の子の手がかり何もつかめていないのになあ。








「ヘッ、大丈夫だよ。安心しな。すぐにその制服をひん剥いて、裸と謝罪動画をビデオカメラにきっちり収めてやるからなあ。」








気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。






だれか、









だれか、









お願い、









助けて_________________。









「おい、何やってんだよ。」






「早くその手を離せよ。」






私と同じくらいの子が、助けてくれた。





「離すわけねぇだろ?」








すると、彼は、一瞬にして、私の元へ来て、ストーカー野郎の手から離し、私を助けてくれた。





『今度近づいたら、容赦しねぇかんな。」





と言って、殺気を出して言うと、ストーカー野郎は、怖気付いたのか、「ごめんなさいぃぃぃぃ」と言って、走り去ってしまった。

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作者名:なのはな。 | 作成日時:2019年7月1日 2時

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