エピソード9 ページ10
＊ ＊ ＊
私達は案内されるままに大きな門を潜った
するとそこにはおとぎ話の世界に入ってしまったのかと錯覚させるような城があった
その壁は縹色で太陽の光を反射してキラキラと輝いていた
ずっと夢に見ていた景色に思わず溜息をついた
「なんか、別世界に来ちゃったみたい…」
ゆうちゃんも呆気に取られた様子で城を見上げている
「ほら！モタモタしてないでくれる？」
「皆さんが驚くのも無理はありませんよ、リヒトくん。さぁ、こっちです」
「また怒られちゃったね」
ゆうちゃんがニヤニヤとしながらリヒトに言った
その言葉をうるさい！と撥ね除けるリヒトの様子を面白がっているらしい
城内に入ると制服らしきローブを纏った生徒達が歩いていた
「ここの制服ってかわいいですね！」
隣でいちかちゃんが目を輝かせていた
さっきから見る物全てがこれからの学園生活がどんなに楽しいものかを彷彿とさせた
周りに目を奪われていると皆が止まった事に気づかず、前を歩いていたカズマにぶつかってしまった
「あっ！ごめん」
「いや、大丈夫」
カズマは私がぶつかってしまった事に嫌な顔1つせず笑って許してくれた
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富岡圭(プロフ) - なのはなさん» ありがとうございます！後日、完成したら報告します (2017年12月30日 9時) (
レス) id: b8b84b74c1 (このIDを非表示/違反報告)
なのはな(プロフ) - 富岡圭さん» コメントありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。 (2017年12月30日 9時) (レス) id: fffa902895 (このIDを非表示/違反報告)
富岡圭 - 週刊ＤＲＥＡＭという雑誌の企画で「2017作品まとめ」で紹介したいんですがよろしいでしょうか？ (2017年12月29日 23時) (レス) id: b8b84b74c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのはな | 作成日時：2017年12月3日 21時
