エピソード17 ページ18
＊ ＊ ＊
アーサー先生は咳払いをすると、
「女子寮に俺達は入れないからめいと一緒に行っておいで、ここで待ってるから」
と言い、めいちゃんに案内を頼んでくれた
私達はめいちゃんに案内されるまま廊下を進んでいった
廊下もホテルのようでふかふかの絨毯が敷かれていた
「こちらがお部屋になります」
めいちゃんが指した扉は一見すると鍵穴などはない
「鍵穴は？」
「鍵は皆さんの手ですよ。ノブを握るだけで自動的に開きます。こちらのタブレットで登録をいたします。
手をかざしてください」
順番に手をかざし、めいちゃんが少しタブレットを操作しただけで登録は完了した
試しにゆうちゃんがドアノブに触れてみると電子音とともに扉が開いた
中に入ると白いソファ、その前にはローテーブル。壁にかけられた大小のパネル
1つ1つの家具全てが電化製品として動いている
「何かご用がありましたらこちらのパネルに向かって喋っていただければすぐに対応いたしますので」
めいちゃんが退室したあと私達は部屋を見てまわった
バスルーム、寝室、キッチンもちゃんとついていて、クローゼットは1人1つある
寮というよりはさながら家だ
「見てください！クローゼットの中にドレスが入ってました！着てみませんか！」
目を輝かせるいちかちゃんに押されるまま私達は着がえた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
富岡圭(プロフ) - なのはなさん» ありがとうございます！後日、完成したら報告します (2017年12月30日 9時) (
レス) id: b8b84b74c1 (このIDを非表示/違反報告)
なのはな(プロフ) - 富岡圭さん» コメントありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。 (2017年12月30日 9時) (レス) id: fffa902895 (このIDを非表示/違反報告)
富岡圭 - 週刊ＤＲＥＡＭという雑誌の企画で「2017作品まとめ」で紹介したいんですがよろしいでしょうか？ (2017年12月29日 23時) (レス) id: b8b84b74c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なのはな | 作成日時：2017年12月3日 21時
