133話 ページ6
ー貴方sideー
貴「…俺が本当の個性を話さないのは、
ただ単に手の内を知られるのが嫌なのと、
個性目当てで近寄られるのが嫌だからです。
俺の個性ならわりかしなんでもできるし、
悪用しようとするやつ、俺の『個性』の所為にするやつ。
そんなやつ、沢山居るだろうから。
だから、俺は信頼してる人だけにしか話してません。
…まあ緑谷はただただ罪悪感が勝っただけだけど。」
緑谷にはなんかとても申し訳なくなったから…
相「そうか。…“信頼している人だけに”っていうのは
期待して、いいのか？」
貴「お好きにどうぞ。」
期待して良いよとは言えないもんな。
てか流石…。
そんな一瞬の言葉にも気付くなんて。
相「ああ、あと行っておくが他の教師もお前の個性のことは知ってるぞ。」
貴「え？」
相「お前自分で言ってただろ。試験には審査制の何かがあるって。」
貴「え、あれ隠しマイクとかじゃなかったんですか」
相「…それもあるが、普通に監視カメラだぞ。」
まじかよ…ここまで隠してきた意味は！？！？
てか気づいてたなら言ってくれ…
悲しい。とっても悲しい。ぴえん(それ悲しくないやつ)
相「まあ、個性のことも打ち明けたことだし、
昼からはそっちの方伸ばす訓練にするぞ。」
貴「…はい。」
なんか展開が怒涛すぎて人生3回回った感じになってきた。うん。
・
・
・
貴「ｾﾞｰﾊｰｾﾞｰﾊｰ…」
相「お疲れさん。…大丈夫か？」
貴「大丈夫でs…」
なんで俺がこんなに疲れてるかって？
ちょーぜつスパルタだったんだよ…
ほんとに体裂けるかっていうくらい動いたし、
なんなら肺に穴空いてるんじゃねえのっていうくらい息吸えなかったし…
まあほんとに穴空いてる方の方が大変だろうし、息そんなに辛くねえけど。
脈がやばいことになってたかな、ﾊﾊｯ←
相「…まじで大丈夫なのか？((ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
貴「大丈夫…てか心配しすぎだろ」
相「前みたいに倒れられたら困る。」
貴「あー…あれは年にいっぺんくらいしかならないんで大丈夫ですよ」
相「いやなるんじゃねえか」
なるよ
前家でぶっ倒れて頭打ったことあるよ。
でもまあ大体30秒くらいで意識戻るしそんときもそのくらいだっただろうけど。
てか倒れた方が楽だよね！！！←
貴「…今日も晩飯作るんですよね。」
相「ああ、そうだな。」
貴「すみっこ占領させてもらえませんか」
相「無理だな。多分あいつら今頃キラキラして待ってんぞ」
貴「うそん…」
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ただの死神（大噓） - 面白すぎる…！こんな神作品をありがとうございます…！ﾊﾊｰｯ (2022年7月2日 7時) (
レス) @page30 id: dc8ec99537 (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 面白くて一気に読んでしまいました。更新楽しみにしてます！ (2022年2月4日 23時) (レス) @page30 id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
wolf(プロフ) - ぽ?さん» ありがとうございますm(_ _)m✨なるべく更新できるように頑張ります！ (2021年11月3日 21時) (レス) id: 82c45eb9bd (このIDを非表示/違反報告)
ぽ? - 失礼します！すごく面白くて、三周してきました!これからも、更新頑張ってください!失礼しました! (2021年10月31日 18時) (レス) @page29 id: f2e7fed4cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wolf | 作成日時：2021年4月10日 20時
