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恋しき貴女 ページ5

海美喜んでくれるかな?



















「あっ海美〜」

「玲音くん!」



「こっちこっち!」












キーーーーーバン






「海美!海美!海美!」

















「海美!はぁ…はぁ…はぁ…」

まただ、また海美の夢を見た。

今日は7月の21日....


海美が亡くなってから6年目の夏


「海美、おはよう」

仏壇の海美に声をかける。

もうあの声は聞けないのに。

海美の御両親にも俺の親にも新しい相手を見つけなさいと言われるが、俺は海美しか愛せない。

俺にとっては海美が一番だから、、、



「いってきます」

誰も居ない部屋に向けて声をかけた。












「おはようございます」

「おはようございま〜す」

今日もいつも通り会社に向かう


「山本おはよう」

「おう、内藤おはよう」


内藤は俺の同僚だ


「6年目の夏だよ」

「そうか…なぁ山本お前にとっておきの場所あるんだけど会社終わり行かね?」


「どこだよw」


「内緒。一見信じねーかもだけど、評判いいからさ。お前みたいな人がよく使うんだよ」

俺みたいな人…

「大切な人を亡くした人ってこと?」

そうきくとうんと頷いた。








どんな場所か分からないが俺は何故か海美に会えるのかとか謎の期待をしていた

終わり←春歌と父



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作者名:NANA.Y | 作成日時:2022年4月13日 7時

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