ハイキュー×リボーン“舞落ちる、幸せ"

裏四粒「休日」 ページ40

とある宮城の高校のとあるバレー部部員と俺の休息。

「先輩！何を食べますか？」
「え・・・と、じゃぁマルゲリータとボンゴレパスタ、あと食後にマンゴーパフェで」

とあるバレー部部員の正体は日向で日向は負けじといっぱい頼んでいた。食べきれるのか心配だが・・・

兎に角、何故こんな事になっているのか

それは前の日にあった


「先輩っ！誕生日っていつですか？」
「屋上に来て何事かと思ったら、突然だな。」

気持ちよく昼寝していたのに日向の声が眠気を妨げた。

「俺の誕生日・・・？・・・３月３日だけど」
「おお、ひな祭りですね！」

「何？祝おうとしてるの・・・？」

図星のようで顔を真っ赤にさせてこくりと頷いた。

「生憎、俺は３月には実家に帰る予定でいるからな」
「ええっ！そんな！」

今の日向にはショボーンという効果音が似合っているだろう。でも直ぐに日向の顔色は変わり、ノートに何かを描いて破って渡してきた

「それじゃ、明日！明日祝いましょう」

それだけ言い残すと日向は教室へと戻っていった。ノートの紙に書いてあったのはメールアドレスと電話番号

「準備がいいんだな」


そして、今に至る。

あれ？俺って流されるままに来てしまっている・・・

でも、こんな日もいいかな

なんて思ってしまう自分は平和に浸っているのかな


「先輩っ！行きましょ！」
「ﾌﾌｯ、はいはい」









(何で顔が赤いんだ？)
(な、何でもないですよ！あ、熱いのかな�・)

(笑顔を初めて見て、綺麗だなって思ったなんて言えないよー！)

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