ハイキュー×リボーン“舞落ちる、幸せ"

二十三粒「夜の出来事」 ページ29

寝るところは空いている部屋に入れて貰いました。

でもベットに入るが目がまだ覚めていて、寝ることができない。

「しかし、タイムトラベルね・・・」

デカかった皆が小さくなって、歳が近くなった。まるで自分が十年前に飛んでいったようだ・・・もしもだが師匠も・・・小さくなるのかな

「どんなだろう・・・師匠は自分の事あまり話さないしな」

ボスみたいに可愛くなるのかな、なんて・・・言ったらまたリアル鬼ごっこの始まりだな

「・・・」

ベットから抜け出して部屋から出て行った行先はもちろん、師匠の雲雀さんのアジト。寝てるかもしれないけど、こっそり添い寝しちゃえばばれないよね

バレないならやってしまえという考えは好きな方です


「・・・」

只今寝室前、暗いから寝ているのかもしれない。なんか急にバレた時の師匠の怒った時の事が想像できて怖い

「Aかい？」
「起きてました・・・？」

師匠は今寝るところだったらしく、まぁまぁのグッドタイミングだと思う・・・うん、思う

「あ・・・の、一緒に寝てくれませんか？・・・寝れなくて」
「・・・」

想像通り、無言の圧力だ。ダメ元だったのでさっさと帰ろうとしたが襟を掴まれ、そのまま部屋の中へ

「本当はこの役目、綱吉なんだけど・・・十年前の綱吉じゃね、君は馬鹿だから比べてしまうんだろ」

布団の中で頭を撫でてくれた。あぁ、安心するな

そのまま深い深い眠りについた




(本当に・・・僕が居なくなったらこの子はどうなるんだか)

二十四粒「トレーニング」→←二十二粒「夜ご飯」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す