裏一粒「影山と」 ページ20
「・・・」
「・・・」
「ねぇねぇ、Aちゃんってトビオちゃんの何なの？」
影山とこの五月蝿い奴に挟まれ、スポーツセンター向かう。何故、このような状態になったんだろう
それは数時間前にさかのぼる
「ふぁっ・・・今日は暑いなぁ」
気温が上昇し、屋上では暑くて寝れないので木の上で寝ることにした。
ふと横目で運動場を見ると黒いジャージに包まれていかにも暑そうな影山を見つけた。
服も黒だし髪の毛も黒だし・・・暑そうだな
「おーい、影山ーっ！」
木の枝にぶら下がり手を振る。影山は俺を見つけると勢いよく走ってきた
「パ、パンツ！見えますっ！」
そう言ってスカートをぐっと上に上げた
「何、お前・・・ムッツリなの？」
「ちょっ、黙って下さい！」
木から降りて欠伸をする
「で、影山はなにしてんだ？」
「・・・お使いですよ。スポーツ用品買いに行くんです」
なら、俺暇だから着いていく
と言って学校を出て、町に入ると女の甲高い声が響いた。
「うっせぇ・・・」
「あ、あの人は」
影山は嫌な顔になると俺の手を引いて逃げようとしたがある男の人が話しかけてきた
「あっれー？トビオちゃーん、ひっさしぶり〜！元気に王様やってる？」
あ、逃げたくなる訳は解るかも・・・
で、現在に至る
「あの、邪魔なんですけど・・・さっさと土に還ってくれませんか？」
「あはは、ツンデレなんだね」
ｲﾗｧ・・・
殴りそうになったが影山が押さえてきたので怒りを静めることにした。
「テメェ・・・やっと見つけたぞ！」
声のする方へ目線を向けると不良であろう人たちがバットや鎖、グローブを持って殺気を放っていた
「・・・沢田先輩、何したんですか？」
「あぁ、こいつら道端に煙草やごみを捨てていったからちょっと・・・成敗、してあげただけさ」
「何してくれてるんですかっ！？」
男二人は部活があるから問題は起こしたくないだろう。それにこれは俺が蒔いた種だしね
「俺に任せて、」
そういうとスカートからトンファーを出した。
「ちょ、どうなってんの？スカートの中」
及川はスカートを捲る。それと同時に鈍い音がなる
「いったぁ！」
「次、やったら頭真っ二つだから」
まぁ、骨のあるやつじゃなかったので数分で終わった。
「トビオちゃん、」
「何すか？」
「あの子、俺の物にしてみせるっ！！」
こんな会話をしている事も知らずに俺はトンファーの手入れをする
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ナノ(プロフ) - 瑛那さん» え、す・・・すみません (2014年11月23日 12時) (
レス) id: 9ef97b0008 (このIDを非表示/違反報告)
瑛那(プロフ) - 内容がよくわからない。 (2014年11月23日 9時) (レス) id: 1c052da579 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - とても面白いです！私も夢小説書いてるんですけど文才を分けてほしいくらいですｗｗ (2014年8月22日 14時) (レス) id: bd1143e3b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - とっても面白いです！応援してるので頑張ってください！ (2014年8月5日 7時) (レス) id: 54b426655f (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - めっちゃ、おもしろいです！！早く続きがみたいです！！更新がんばってください！ (2014年8月2日 14時) (レス) id: 1491e4f5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノ | 作成日時：2014年7月15日 19時
