2車線交互通行 WN side ページ7
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いつからだろう。こんなに一人の人に対して悩むようになったのは。そもそも明確な日程などわかるわけが無いんだ、恋って頭でするんじゃなくて心でするもんだって、縁側に座っていたじいちゃんが言っていた。その時はまだ物心着いたばかりで好きな子すらいなかった。
それが今、一丁前に好きな人という存在を作っている。時というものは自分が思うよりも早く過ぎていて、じいちゃんと話していた日がまるで昨日のことかのようだ。
こんなことを言っているがじいちゃんは元気だ。家が離れたところにあるだけで月に1回は帰省するようにしている。
ぼやっとした頭の中、思い浮かぶのはあの子の姿。いつ、どこで、何をしていたとしても思い浮かんでしまうくらい、心に棲みついているらしい。自分というものはやはり客観視できないもので、周りからあの子を見すぎと言われることもしばしば。
学校では控えている方だと思ったがそうではないらしい。視線というのは時に自分より正直である。
『あれ、元気ないー？どうしたの？』
「普通だよ、今日おろしてんだ」
『部活ないからいいかなって思って時間かけて寝癖直してきたよ笑』
笑いかける君は、少し照れた様子で艶のある髪を、とかしていた。こんな何気ない一瞬でも心を奪われ、離れられなくなる。前に彼女のことをどうにかして形容してみようと思ったことがある。
神、天使、天才、美女、優しさの塊、アイドル、マドンナ、生まれてからこよなく本を愛してきた俺でさえ、相応しい言葉を見つけることは出来なかった。その時に彼女を形容しようとしたことすら、間違いだったんだと気づいた。
つくづく自分の目からビームが出る超能力がなくてよかったと思う。あったら物理的に彼女に穴を開けていたかもしれない。運がいいことに、俺は彼女の斜め後ろ。
口にすると気持ち悪いかもしれないが、俗に言う眺め放題の神席というやつだ。授業中の板書をしている姿、稀に眠そうにする姿、一瞬も目を離せないからこの席になってから寝たことがない。先生に褒められた。
『ウォヌくん、ここ聞いてなくて、ノート見せてもらってもいい、？』
「どーぞ」
更にうたた寝してしまった時は俺に聞きに来るのだ。最高この席。一生担任についてく。
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なの(プロフ) - 七彩さん» 七彩さん！！！リクエストありがとうございます！lkくんの話ですね！！不良系似合いますよね、、更に学級委員の真面目な子をすきになりそうですよね、、、すごい分かります！！！少々お時間いただきますが、必ず書きますので他作品でも読みながらお待ちください^^ (10月3日 16時) (
レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - リノの校舎裏では無くリノが校舎裏で、でした！誤字ってしまってすみません！お願いします！ (10月3日 13時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - なっちぃさんいつも見てます。リクエスト失礼します！リノのお話で不良くんと学級委員ちゃんの恋愛物語を作って欲しいです！リノの校舎裏でタバコを吸ってたらたまたま見かけた学級委員ちゃんに一目惚れするって言う感じでお願いします！難しくてすみません！ (10月3日 13時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちぃ | 作成日時：2023年7月28日 23時
