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「え?」
急に振られた話題はまさかの恋愛。しかも俺の事についてだ。至極単純単細胞の俺は期待をしてしまう。
「いないよ、そっちは?」
気づかれないように自然に聞いた今世紀最大と言っても過言では無い質問。ポーカーフェイスを保って聞く。
『、あの、そんな顔されると期待するんだけど』
「え、?」
『もしかして自分の今の表情分かってないの?』
ちょっと見てよ、と鏡を渡される。そこには昼休み見た時と同じ顔が写ってる。なんにも変わってないが、なにか違って見えただろうか。
『スニョンくんとジュンが昼休み話しかけてくれて勇気もらったから、その調子で言ってみるね、』
『チョン・ウォヌくん、席が近くなる前から好きでした。』
『もし良かったら、』
「ま、待って待って、ちょっと、待って」
口から出たのは情けないほどに動揺してる俺の声。目の前には可愛らしく頬を赤く染めた彼女。自分が置かれてる状況が理解出来ず、手を向けたまま静止する。
『ごめん待てない、好きだから付き合ってください』
もやもやしていた昼休みは、これの伏線だったのか。
「俺もずっと前から好きでした。こちらこそ俺でよければ付き合ってください」
『うん、よろしくね』
あとから知ったことだが、スニョンとジュン、ジフンは彼女が俺を気にかけていたことに気づいていたという。しかも、クラスメイトにも。ふたりが惹かれあってるのになんでこうも上手く進展しないのかもどかしかったらしい。
加えて、俺の彼女も俺を見つめていたらしい。それこそ、友達に注意されるほど。似た者同士は、上手くいくらしい、これは俺の脳内ネットワークの検索履歴だけどね。
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なの(プロフ) - 七彩さん» 七彩さん!!!リクエストありがとうございます!lkくんの話ですね!!不良系似合いますよね、、更に学級委員の真面目な子をすきになりそうですよね、、、すごい分かります!!!少々お時間いただきますが、必ず書きますので他作品でも読みながらお待ちください^^ (10月3日 16時) (レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - リノの校舎裏では無くリノが校舎裏で、でした!誤字ってしまってすみません!お願いします! (10月3日 13時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - なっちぃさんいつも見てます。リクエスト失礼します!リノのお話で不良くんと学級委員ちゃんの恋愛物語を作って欲しいです!リノの校舎裏でタバコを吸ってたらたまたま見かけた学級委員ちゃんに一目惚れするって言う感じでお願いします!難しくてすみません! (10月3日 13時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なっちぃ | 作成日時:2023年7月28日 23時