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すっかりできあがってしまったミンギュに頬ずりをされながらちびちびお猪口を傾ける。ちなみに、ソクミンは、大はしゃぎした後に爆睡。ミョンホは、最初の一杯だけ一緒に飲んでからは、ずっとお茶を飲んでいる。今日の介抱担当に当たっているらしい。
MH「ミンギュ代わります？」
『いや大丈夫よ、大型犬がじゃれてるだけだと思ってるから』
MH「前からそういいますよね、確かに猫というよりは完全に犬ですけど」
全体重を預けてにへっと笑っているミンギュは明らかに犬だった。わしゃわしゃ、と頭をなでてやると嬉しそうに肩にこすりつけてきた。
MH「Aさんて、前世とか信じます？」
『なに急に、そういう話題振るの珍しいわね』
ごと、とグラスを置いてこっちに向き直してきたので、つられて私もミョンホのほうを向いた。
MH「こないだ職場で話題になってたんです、前世を知る人同士ってすぐにわかるらしいです」
『じゃあ、三人は違うかしら』
MH「さあ、どうでしょうね。片方だけが知ってるって場合もあるらしいですけど」
『そうなんだ、前世とかちょっとロマンあるわよね』
そういったとき、ミョンホが幸せそうに笑った。
MH「Aさんからロマンとか聞けると思いませんでした」
『私だって感じるわよ』
MH「どういう出会いが理想なんですか？」
やけに食いついてくるなと思いながら、目をキラキラさせて聞いてくれるミョンホがかわいかったので、話に乗ってあげることにした。ただの話題提供だと、このときは純粋に信じ切っていたから。
『やっぱり、街中とかでばったり会うとかじゃないかしら？電流が流れる、みたいな感覚になるらしいけど。』
MH「必然の偶然でも運命ですもんね。やっぱり前世から結ばれる運命とか素敵ですね」
ミョンホと長く語りすぎたため、周りの客も減ってきていた。腰に引っ付いているミンギュの腕をはがし、にっこにこの寝顔のソクミンを申し訳ながら起こした。ミョンホにトイレに行ってくるから完全に起こしておいて、と頼み、伝票をもって会計しに行った。
MG「ぬなっ！いくらでしたか！」
『呂律が回ってない後輩からもらうほど貧しくないわよ』
SK「ヌナ、ごちそうさまです、次は、僕が、」
『しゃべるか寝るか起きるか、どれかにしなさい』
タクシーに乗り込む三人を見届けて、一人帰路についた。布団に入ってから、ミョンホがいっていた前世について考えてみたが、現実味がないので直にやめた。
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なの(プロフ) - はりねずみさん» そう言っていただけると大変嬉しいです😭頑張って進めていきます、、、！ (1月6日 22時) (
レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 苺みるくラテさん» ありがとうございます！なるはやでお届けします！ (1月6日 22時) (レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - ホッキさん» ありがとうございます😭方向性を正すためにいろいろ書き直している途中です、、少しずつですが確実に進めていきますので、気長にお待ちいただけると幸いです🙇♀️ (1月6日 22時) (レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ - 完成度がとても高くて面白いです！更新楽しみにしてます！ (12月26日 8時) (レス) @page50 id: 28eacc8e59 (このIDを非表示/違反報告)
苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 1時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちぃ | 作成日時：2023年7月19日 19時
