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気づくとびしょ濡れのシーツの上だった。もちろんあれは夢。寝汗が酷すぎて、またシャワーを浴びることにした。水とともに雑念も消え去ってくれればいいのに。
今日も普通に勤務があるのでクローゼットからパパっと掴んだ服を着て、適当に菓子パンを食べて必要なものをバッグに詰め込んで家を出た。
『おはようございます、あれ』
事務室には誰一人もいなかった。昨日の夢を彷彿とさせるが、公私は混同しないため直ぐに切替える。早番じゃなかったはず、とスケジュール表を確認するが勤務時間は間違えていない。たまたま出払ってるのか？と思ったがそんなことは今まで1度もなかった、なにかおかしい。
ガタッダンッという破壊音が聞こえ、廊下に出ると血濡れの何かがいた。武器となるものを持っていなかったため、1度事務室に退避する。ある程度距離はあったから準備する時間くらいはあるだ、
ダンダンダンッ
「ねーえ、出てきてぇ〜あそぼーう」
すぐに気づく。
あれは、夢じゃなくて現実？今まで見ていたのは今日への伏線？しかも人じゃなくて、アブノーマル？？全てが違う、想像していたのとは。私が恐怖に震えていても、扉を叩く轟音は止まらない。なんなら強くなるばかりだ。ただの怖い夢、ではなくいつしかコレはトラウマと化していたらしい。武器庫の前で蹲り、目の前が暗くなる。
やがてあの扉も壊されるだろう。音を出すのすら躊躇うが、そんな場合では無い。私は特別戦闘部のスニョンに連絡した。
SN「"おー、どうしたー？"」
『"た、た、助け、て。血濡れのアブノーマルが事務・コミュニケーション部前に一体。身長およそ、180。レベルは分からない、もうじき扉は壊されるかもしれない、スニョン、おねがい"』
SN「"そいつなら今追っかけてる。もう着く。周りに誰もいないか、なんかあった時のために発砲準備だけしとけ"」
全速力で駆けているはずなのに、最初からいつものテンションで応答してくれたことが何より落ち着いた。情報を冷静さを欠かずに伝えられたのは1歩前進かもしれない。スニョンに言われた通り、震える手を押さえつけて武器庫から一丁取り出しリボルバーを回した。
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なの(プロフ) - はりねずみさん» そう言っていただけると大変嬉しいです😭頑張って進めていきます、、、！ (1月6日 22時) (
レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 苺みるくラテさん» ありがとうございます！なるはやでお届けします！ (1月6日 22時) (レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - ホッキさん» ありがとうございます😭方向性を正すためにいろいろ書き直している途中です、、少しずつですが確実に進めていきますので、気長にお待ちいただけると幸いです🙇♀️ (1月6日 22時) (レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ - 完成度がとても高くて面白いです！更新楽しみにしてます！ (12月26日 8時) (レス) @page50 id: 28eacc8e59 (このIDを非表示/違反報告)
苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 1時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちぃ | 作成日時：2023年7月19日 19時
