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94話-side.SC- ページ45
「まず、一言だけで今回のステージを表すなら」
さっきまでとは打って変わったボムジュヒョンの言葉に、俺たちは息を飲む。
「最悪だ」
「………、」
突き付けられたその言葉に、胸が張り裂けそうになる。
静寂の中に響くボムジュヒョンの声は、穏やかなまま続けた。
「まず第一にお前達の本来の力が出し切れていない、そう感じるステージだった。
まあそれはお前達が一番よくわかってると思うが……エスクプス」
突然自分の名前が呼ばれる。
「………はい。」
呼ばれた理由は十分に分かっていた。
「動きがぎこちない。センターが多いのに悪目立ちだった。……リーダーだろ？」
「……はい」
「それから……」
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作者名：なすたろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chamiko2182/
作成日時：2017年9月11日 13時
