脳筋ヨジャは俺らのヨンヒ 2 (ページ36)

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85話-side.SC- ページ36

窓からの日差しが眩しくて、自然と目が覚めた。

「はい上がり～～」

「はぁあ！？ちょ、ホシ！！お前裏切ったな！！」

「はぁ～～？何言ってんだA。ババ抜きに裏切るとかありません～～」

「ふっ、こうなったら最後の一騎打ちだなミンハオ…！悪いけど、ヒョンが勝」

「上がった。終わり」

「嘘でしょ！？」

騒がしい声と、ベーコンが焼けたいい匂い。そして、ノックの音が聞こえた。

「あ、クプス。起きてたんだ、今飯出来たけど食べるでしょ？」

「ジョンハニ…

何してんの、他の奴ら」

「メンバー全員でババ抜き大会。Aの所為で皆早起きだよ」

そう言ってクスクスと笑うジョンハニ。

「俺とミンギュとAに至っては一睡もしてないし。あとまあウォヌも何を勘違いしたんだかメールをアラームと思って30分位だけ寝て起きたんだけど」

「……何やってんだ、お前ら。」

「いやー、俺は元々眠くなかったから良いんだけど。Aは…ふふっ、あー、考えただけでバカだわ」

「もう一回！！もう一回！！」

本当に寝てないのか疑いたくなるレベルの大声。

本当にうるさいな。アイツ

「ほら、もう一回やるみたいだけど…。クプスも混ざれば？」

「……そうだな」

まあ、そのうるささが。

俺達の救いになってるのも事実か。