検索窓
今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:176,814 hit

82話 ページ33

眠い。


眠い。



「…ねむ「うるさい」……」




「Aヒョーン、眠いんなら寝ようよ〜ほら毛布あるよ〜?」




ジョンハニヒョンに眠いコールを遮られると、隣に座っていたミンギュがそっと俺に毛布をかけてきた。





「やめろミンギュ!!俺は寝たくない!」




「なんで!!他の皆はとっくに寝てるよ!?」






「あほ!!今寝たら…今寝たらっ…!


ゼッッッタイ起きられないでしょーが!!」







そう。

ただ今の時刻4時半。

勿論早朝のね。






「えー、でも眠いんでしょ?」




「いや、7時からまたレッスンでしょ!?半端に寝たら絶対起きれない!」






振り付けも完成し、一晩中練習にくれる事が多くなった今日この頃。





今さっき宿舎に帰ってきたものの、また朝から練習がある。




他の皆は死人みたいに寝ている(勿論ベッドまで辿り着けずそこらへんで転がってるヤツらがほとんど)けど、俺とハニヒョンと、何故かミンギュだけは起きていた。







「あー、まあAヒョンは眠りが深いからね…」



「Aの辞書にレム睡眠という言葉は無いからな」




「でも、だからってそんな眠そうなまま早朝練習出来るとは思えないんだけど。ヒョン大丈夫なの?」






そう言ってミンギュは俺が弾いた毛布をまたかけようとしてくる。







「だってさ、……ハニヒョン、今眠い?」




「全っ然。自分でも信じられないくらい眠く無い。眠さを超越して目が冴えて逆に眠れない。だから起きてるんだよ」




「そう!!!俺は待っているのだよ!その状態になるのを!!」





「え〜〜…」

83話-side.JH-→←81話-side.HS-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (173 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
484人がお気に入り
設定タグ:seventeen , セブチ , SEVENTEEN
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なすたろ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chamiko2182/  
作成日時:2017年9月11日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。