【ヒロアカ】天使の叫び新 (ページ4)

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叫び４ページ4

ズルッ、ズルズルズル……

『嫌っ、やめて！何するの！？

お姉ちゃん！やめてよ！！』

姉「はぁ、っるっさいわねぇ！！！」

ブンッという音を立てて、

私はドアの外に放り出される

『ぎゃっ！！』

どうして……こんなこと、

されなきゃいけないの

姉「ふっふふ…どぉしてこんなことするのぉ？

って顔してるゎね…最後なんだし、教えてあげる

…それゎね……あなたが要らない存在に

産まれたのが悪いの♪」

『私が…悪いの……？』

姉「そうよ、ぜぇんぶ！…貴方の所為」

『ち、がう……私は、なにも』

姉「貴方はみんなに危害を加える《悪魔》

だから……もう邪魔はしないでねぇ？」

いや、嘘……うそうそうそ！！

私は、なにも、して……ない……

うそ……

うそ……

違う、うそじゃない……

私は、邪魔な存在

ここに居ちゃいけないのよ

どこか……遠いところへ行かなきゃ

消えなきゃいけないのよ

それから、私は走り続けた

でも、元から細かった私は

そう長くは持たなかった

……バタッ

『駄、目…私、は…消え、なきゃ…

いけない……のに』

消えなきゃ……

消え、なきゃ……

消え、な……

鳴り響く警戒音を聞きながら、

私は意識を飛ばした