灰谷兄弟の脳

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主side


竜胆から貰ったアイスを食べながら、ベットの上で休んでいるとガチャと扉が開いた。

買い物にいった竜胆が帰ってきたのか？？

そこには、血だらけでいつものケラケラした様子ではなく冷血で酷の蘭がたっていた。

その様子を見た私は、目を見開きアイスを落としそうになった。

凄い怖い、どうした。何があった。
竜胆がやられたのか？？

私が何か話そうと口を開こうとした時、勢いよく蘭が私に向かって飛びついてきた。
蘭はそのまま無言のまま私を抱きしめてくる。

、、、、痛い痛い痛い！！！！


『ちょ、ま、痛い、、、！ギシギシいってるよ骨が！？！？！』


私がそう叫ぶと蘭は「くくく」と小刻みに肩を振るえさせて笑っている。


蘭「元気じゃん」

『お陰様で。竜胆の看病のおかげです』

蘭「え〜、竜胆だけ？？俺は？？」

『目覚めて2時間、居なかった人に？？？おかげ？？？』

蘭「Aのために邪魔者排除してきたんだよ〜」


邪魔者とは？？？？？？
その言葉に考えていると、蘭はベットに腰かけながら話し出した。


蘭「今思えばさ〜、俺たちとAの接点というか関わりって面白いよな」

『、、、、まあね。普通の女子高生ならあんな関わり方はしない。せめてナンパだね』

蘭「いや〜、初対面のAにはナンパしないかな」

『しろよ』

蘭「ないな」


即答かよ。

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